結論:派遣社員ならゆる〜くデイサービスの介護士できます
介護士の共通の悩み
- 職場になんとなくなじめない。
- 毎日同じ仕事の繰り返しで面白くない。
- 有給休暇がなかなか取れない。
- 自分の趣味や家のことなどプライベートな時間を確保したいが、今の人手の足りなさでは難しい
- 連続夜勤を入れられる。
「介護士は苦しい仕事」と聞いていましたが、実際に働いて自分の時間がほとんどないというのは辛いですよね。しかし、新しい転職先でも馴染めるか不安ですよね。
そんなあなたには、デイサービスでの勤務がおすすめです。デイサービスで働くと、プライベートな時間を確保できるようになります。デイサービスは日曜日はお休みで、しかも日勤のみの仕事が多いため、家族やお友達との外出の予定を立てやすくなります。
ただし、転職先のデイサービスを間違えると、プライベートな時間を確保できるどころか、転職前よりも返って苦しくなることもあります。この記事では、デイサービスでのゆる〜い働き方を実現するための転職活動の7つのポイントを解説しています。
デイサービスでゆる〜く仕事をする転職活動7つのポイント
- デイサービスで働くメリット・デメリットを知る
- デイサービスの仕事を理解する
- あなたが働きやすいと思える職場を探す
- 働きたい職場で採用される
- 無理なく働き続けられる雇用形態
- 転職後の不安を先に解決しておく
- 自分一人だけで悩まずに転職のプロに力を借りる
介護業界の中でも、デイサービスは比較的人気がありますが、適切に転職活動をすれば、あなたに合った「ゆる〜い」働き方を実現できます。この記事では、デイサービスでの介護士としての働き方、あなたに適した職場(デイサービス)に転職する方法、デイサービスでの仕事内容について解説しています。
転職活動で絶対必要なことは、今すぐ行動することです。「明日からやろう」と思っている間は、いつまでたっても今の職場での苦しみから解放されることはありません。派遣社員という働き方なら、電話一本で転職活動のめんどくさいやり取りをコーディネーターに任せることができます。
【櫻絢音が2年間利用した介護求人サービス】
かいご畑で転職活動する
主婦中心に人気業種。デイサービスで働くメリット、デメリットを知る
デイサービスは夜勤がなく、プライベートな時間を確保しやすいため、主婦層を中心に介護の中でも比較的人気の業種です。
でも、デイサービスで働くにも向き不向きがあります。
本当に「デイサービス」で働くとあなたはゆる〜く働けるのか想像することが大切です。
デイサービスで働く一般的なイメージ
私が派遣社員時代もデイサービスは人気の業種。
特養や有料老人ホームなど入所施設は人員が不足している中でデイサービスは比較的スタッフの数が充足されています。
デイサービスが人気な理由
- 日曜日がお休み
- 有給休暇が比較的取りやすい
- 夜勤がない
忙しいイメージの介護士の仕事ですが、デイサービスは比較的プライベートな時間を確保しやすいのが人気の理由です。
デイサービスは人気な職種ですが、無資格・未経験でも募集しているところもあります。「全くデイサービスで働いたことがない・・・」と遠慮する必要はありません。
デイサービスで働くメリット、デメリット
プライベートな時間は確保しやすく、介助量も少ない利用者様が多く仕事をやりやすい環境です。
その分、お給料が少なく仕事中はタイトというデメリットもあります。
お給料に関しては諦めるか、スキマ時間でアルバイトをやるなどダブルワークでお給料を稼いでいる介護士もいます。
ダブルワークはおすすめしません。体力的にきついからです。
こんな人はデイサービスがおすすめ
プライベートな時間を確保しやすいという点から主婦の介護士の勤続年数が長い傾向です。
また、介護度の低い利用者様が多いので介護未経験者や新卒で入職される人におすすめの業種です。
ただ、比較的に人気の高い業種なので試験対策が必要になります。
日中のみの業務というのがポイントです。
【情報を制したものが全てを制す】デイサービスではどんな仕事があるの?
デイサービスはプライベートな時間を確保しやすい業種です。
しかし、仕事があなたに合うかどうかは別問題。
プライベートな時間を確保できてもやりたくない苦手な仕事を続けるのはゆるくない働き方です。
デイサービスで働けるかどうかは
- レクリエーションを楽しんでやれるか?
- 車の運転が苦手でないか(苦手を克服できるか)
- 人前で話すのが苦手でないか(苦手を克服できるか)
入所施設との違いは「利用者様に通い続けてもらう」ことで経営が成り立っているという点です。
特養であれば一度入所していただくと亡くなるまでほとんどの入居者様は退所されません。
しかし、デイサービスは利用し続けていただけなければ介護報酬(売り上げ)をもらうことはできません。
つまり、あなたのお給料も支払われないということです。
まずは送迎で利用者様にデイサービスに来ていただかなければ話になりません。
送迎で利用者様にデイサービスに来てもらっても「つまらない」と感じられてしまうと利用者され続けません。
利用者様に「1日きて楽しかったな」と思ってもらえないと来てもらえません。
実際に、私の職場でも「もう行かない」とご本人が強く希望されて利用がなくなることがあります。
利用者様にデイサービスを利用し続けてもらえるかどうかはあなたのレクリエーションスキルにかかっています。
まずは1日の流れから
デイサービスの仕事はスキマ時間を見つけるのも一苦労するぐらいタイトなスケジュールです。
でも、一度スケジュールをこなせるようになればあとは応用していくだけです。
初めて働くデイサービスでは1日の流れにどれだけ早く慣れていくかが「ゆる〜く働く」鍵になります。
デイサービスの仕事
流れに慣れてきたら、それぞれの仕事の細かい部分ルールを覚えないといけません。
それぞれの仕事では何をするのかわかっていないとルールを覚えることはできません。
デイサービスの仕事について細かく見ていきます。
【通常業務】介助業務、レクリエーション、送迎
デイサービスで実施する介助業務
- 入浴介助
- 排泄介助
- 食事介助
- 移動、移乗介助
これは入所施設でも必ずやる業務ですね。
入浴介助、排泄介助、食事介助は介助だけでなく「チェックリスト」に記入もしないといけない業務です。
利用者様の体に直接触れるので「やったか、やってないか」の確認はサービスを提供できたかどうかの証拠を残すところまでが仕事です。
【サービスを提供した証拠】ケース記録の記入
ケース記録を記入して1日の仕事は終わりです。
ケース記録に書く内容
- バイタル
- 入浴されたかどうか。
- 一般浴、特浴、シャワー浴のいずれで入浴されたか。
- 昼食の摂取状況。
- 水分摂取の状況。
- レクリエーションの参加状況。
- 塗り薬、昼食後薬の服薬状況。
- その他、体調不良など特別に書かないといけないこと。
ケース記録はデイサービスで利用者様がどのように過ごされたかを記載するものです。
介護サービスは提供したあとは残りません。
実際に提供できているかどうか「記録」として残すしかありません。
また、利用者様のニーズを掘り起こや職員のスキルアップに記録があると便利です。
ケース記録を書くときの注意点
- 5W1Hを意識して書く。
- 実際に起こった事実だけを記載する。
- 現場のみで通用する表現を使わない。
- 利用者様の訴え、心理状態、スタッフの動き、結果の4つの項目に分けて書く。
- 「である」調で統一する。
- 一文を長すぎないようにする。
基本的な考え方として、あなたのデイサービスのことを全く知らない第3者が記録を見ても現場をイメージできるかどうかです。1日いろんな出来事があってケース記録を書いているうちにあなたの感情が入りやすくなります。
「これは事実なのか、感情や推測の入った印象なのか」確認する必要があります。
業務日誌の作成
業務日誌もケース記録と同様に1日の最後に残す記録物です。大きな違いはケース記録は利用者様個人の記録に対し、業務日誌はデイサービスのその日の運営状況を報告する書類です。
業務日誌で記載すること
- 利用者数
- サービス提供時間
- 送迎のある・なし
- サービス内容
- サービス実施状況
- タイムテーブル
- その他特記事項
一言で「売り上げ報告書」みたいなものです。多くの事業所では、相談員や管理者などの正社員が担当しています。
会議の司会・進行
事業所によっては月に一回以上会議を開いています。正社員になると会議の司会・進行を避けて通ることはできません。
初めて会議の司会、進行するために
- 会議のカンペを作る。
- 会議のテーマの進行表を確認する。
- 先輩や上司に手伝ってもらって司会・進行の練習をする。
司会・進行は失敗しても利用者様に直接危害があるわけではありません。噛んでしまったり、詰まってしまってもそのまま続けましょう。
転職後最初の仕事は「利用者様の名前を覚える」こと
デイサービスに限らず、介護施設で働く時はまず「利用者様の名前を覚える」のがあなたの仕事です。利用者様の名前と顔が一致せずに仕事をすると介護事故を引き起こしかねません。
名前を覚えるポイントは積極的にコミュニケーションを取ることです。
最初のうちはできないことが多いので、スキマ時間が多くなります。
時間があれば利用者様とお話ししましょう。
利用者様とのお話のネタに困ったら
- 天気の話
- 昔やっていた仕事の話
- 好きな食べ物の話
- 出身地の話(たまに遠方から嫁がれてきた方もいらっしゃる)
- 最近のニュース
利用者様の中にはお話し好きな方もいらっしゃいます。
最初はお話し好きな方を中心にコミュニケーションを取り、徐々に他の利用者様にもお話しするようにすると良いでしょう。
【情報が多すぎてよく分からない・・・】あなたが働きやすいデイサービスを見つける方法
他の業種と比べてデイサービスの介護士は比較的働きやすい環境です。
でも、同じデイサービスでもルールや力を入れているサービスが違います。
あなたに合っているかどうかは集めた情報で判断します。
一般的な転職先(デイサービス)の見つけ方は以下の通りです。
情報量が多すぎて正直どれがいいのか分からない。
それぞれの特徴を見比べてあなたに相応しい探し方を選んでください。
ググる【現代人なら基本的な調べ方です】
気になったことがあればググる。
これは現代人が調べ物をするときの基本です。
ググれば世の中に出回っているほとんどの情報を得られます。
ググり方の基本
検索窓に探したいデイサービスの条件を入力します。例えば「デイサービス 大阪」のように検索すると大阪にあるデイサービスが表示されます。さらに「デイサービス 大阪 求人」と入力すれば大阪のデイサービス限定で求人サイトの一覧が出てきます。分からないことはすぐにググることで転職に関する不安を解決できます。
ググる力は現代人に必須のスキルです。
福祉のお仕事で探す【社協が管轄なので安心】
福祉のお仕事は介護だけでなく「障害」、「児童」などの福祉業全ての求人を集めたサイトです。
福祉人材センターが運営していて日本全国の求人を探せます。
高齢者の介護士だけでなくて、「障害」や「児童」などの福祉施設での勤務もやりたいなという気持ちがあれば一度サイトを見るだけでも有益な情報が得られます。
福祉のお仕事を探す
折り込みの求人広告【地元で探せる】
かなりアナログな探し方ですが折込チラシで探す方法もあります。
住み慣れた地元を中心に探せるのが最大のメリットです。
折込広告の特徴
- 転職先の場所がわかりやすい。
- 送迎で迷いにくくなる。
- 知り合いからの口コミを聞きやすくなる。
- すぐに職場見学できる。
ずっと求人を出し続けている事業所や「アットホームな職場です」と見出しのある事業所は常に人材不足に悩んでいる可能性が高いです。
お給料や福利厚生が魅力的では合っても、すぐに面接試験を申し込むのではなく一旦施設見学で見極めておきましょう。
ハローワークへ通う【失業中なら利用すべきサービス】
国(厚生労働省)が運営している機関で無料で利用できます。
私は令和3年2月〜令和3年4月にかけて失業給付を受けていました。
失業給付を受けている間は、2週間に1回ハローワークが認める就職活動をしないといけません。
ハローワークで職業相談するのも就職活動とみなされます。
ただ一年以上も前から求人をかけ続けている案件もあり、微妙なものもあります。
転職先を見つけるというよりも失業中で、失業給付をもらったり職業訓練も受けるのであればハローワークも有効です。
職業訓練(ハロートレーニング)について、厚生労働省に特設ページがあります。
面接、筆記試験に合格しないといけないというデメリットはありますが、無料で介護職員初任者研修や介護福祉士実務者研修を受けられます。
詳しく見る
転職サイトを使う【介護に特化した転職サイトで自分のペースで活動】
ここでいう転職サイトとは「求人検索型」の転職サイトを指しています。
自分で検索して求人を探すタイプの活動手段です。
転職先を探したり、就職面接を自分で申し込まないといけないタイプのサイトです。
転職サイトはこんな人におすすめ!
- 今は転職活動しないけど情報だけ集めたい。
- 自分のペースで転職活動したい。
- 転職エージェントに任せたままでは不安。
私のおすすめは転職エージェントに登録しつつ、転職サイトでも情報を集めるのが効率的な転職方法です。
【絢音のイチオシ】転職エージェントに登録!!コーディネーターに手伝ってもらう。
在職中の方でも離職中の方でも介護に特化した転職エージェントを使うべきです!!
転職先の交渉や調整を代わりにしてくれたり、書類作成や面接のフォローをしてもらえるのは転職エージェント最大の強みです。
転職エージェントでも正社員に特化したサービスと派遣社員にも対応したサービスとがあります。
いきなり正社員になると責任の重たさから苦しくなる場合があります。
よほど「正社員じゃないと嫌だ!!」という理由がない限り派遣会社もやっている転職エージェントのサービスをおすすめします。
派遣会社のコーディネーターの下記のリンクをご覧ください!!
ちなみに私は「かいご畑」という転職サイトで派遣社員の登録しました。
これで2年間派遣社員としての介護士生活を満喫しました。
かいご畑を利用して楽だった点
- お給料の交渉を代わりにしてくれる。
- 在職中でも代わりに次の職場を探してくれる。
- 嫌な派遣先は我慢しなくて良い。
- 有給の交渉も代わりにしてくれる。
- 施設見学にコーディネーターがついてきてくれる。
- 新人のコーディネーターの場合、さらにサポート役のベテランコーディネーターもついてきてくれる。
在職でも離職中であっても転職活動を一人でするのは不安があります。
誰かサポートしてくれる人が一人でもいれば心強いもの。
施設見学は必要だと思っても自分だけだと心細い。
一緒についてきてくれる人がいると思うだけで積極的に転職活動ができます。
事前に登録しておくと「今の職場の退職日が決まった」というときに、次の職場までスムーズに決まります。
無料で登録できます。
今すぐかいご畑に登録する
【ゆる〜くプライベートと仕事を両立させたい!】デイサービスで採用試験を受けるならこれだけはやって!
デイサービスへ転職する場合少なくともこれだけのことをしなければいけません。
めんどくさいからと怠っているといつまで経っても「ゆる〜く」働ける職場に出会うことはありません。
転職先の情報収集
デイサービスへ転職しても、すぐに退職するようでは転職活動した意味がありません。
すぐに退職すると
- 収入が安定しない・・・
- 次の職場でも仕事を続けられるだろうか?
- また、面接試験を受けないと思うと気が重い
そのままニートの道へまっしぐらになるかもしれません。
事前の情報収集で自分の希望する条件と職場の条件が合致する職場を探します。
求人情報で見るべきポイント
- お給料の額
- 1日の流れ
- 交通費の支給状況
- 有給の数と消化率
- 労働時間
- 社会保険があるか
- 「アットホームな職場です」の一言がない
- 車通勤できるかどうか
「アットホームな職場です」の一言があるところはブラック企業出る可能性が高いです。
他に求職者にアピールすべき売りがないからです。
ブラック企業に入社しないための記事はこちらをご覧ください!!
面接の申し込み【面接の仮試験です】
就職試験は面接試験を申し込むところから始まっています。
コミュニケーションは介助する上で基本的なスキルだからです。
就職面接の問い合わせで見られるポイント
- 声のトーン。
- 受話器を切るタイミング。
- 面接担当者からの問いかけに適切に対応できているか。
- 分からないことは分からないと言えるか。
- 言葉遣い。
いわば、「面接の仮試験」です。
最初の電話連絡の時点で失敗すると、面接試験で取り返すのが難しくなります。
デイサービスでは利用者様や家族様、新規の依頼など電話対応する場面が多々あります。
就職面接の申し込みでは、「きちんと電話対応できるか?」も見られています。
利用者様や家族様からの電話を対応できないと事業所全体として困りますからね。
履歴書・職務経歴書の作成【今までの経験を振り返る】
ここで重要になるのが自己分析です。
- なぜ、デイサービスの介護士なのか?
- なぜ、たくさんのデイサービスがある中でそのデイサービスなのか?
- 今までのどんな活動を何年続けてきてどういうスキルを得たか。
- 今まで得たスキルでその職場にどんな貢献ができるか?
- なぜ、前の会社を退職したのか?(転職する人のみ)
履歴書に書いていることに基づいて「これは本当かな?」と確認します。
あなた自身も「本当にこの職場で働けるのか?」振り返りながら履歴書、職務経歴書を書きましょう。
面接対策【問われたことに応える】
面接試験はどこの職場でも必ずあります。
利用者様や家族様、他のスタッフ、ケアマネ、来客などに適切にコミュニケーションを取れるのか見ます。
デイサービスの面接試験でよく聞かれること
- 送迎業務の経験はあるか?
- なぜ、介護士を選んだのか?
- 今までの人生経験で苦労したことと乗り越え方。
- なぜ、ここのデイサービスではないといけないか?
- なぜ、前の職場を退職したのか?
- 今あるスキルをこの職場でどのように貢献できるか?
基本的には聞かれたことに対して答えます。
聞かれたいないことも答えたり、話が長くなりすぎて何を伝えたいのか分からない返答はNGです。
よくやってしまう面接試験でのNG
- 聞かれている質問に答えていない。
- 話が長すぎて何を言っているのか分からない。
- 笑顔でなくなってしまう。
- 「何か質問は?」で「何もない」と答えてしまう。
- 会社ホームページに書かれていることを質問してしまう。
面接試験で一番に重要なのは見た目!!
どんなに面接で適切に対応できても最初の見た目がダメなら不採用は確実です。
面接試験時の服装
- 夏場でもスーツで。
- 着て行くスーツは事前にクリーニングしておく。
- ジャケットの中のワイシャツは白の無地。
- シャツはシワ、汚れ、ヨレ、においのないもので。
- 自分の体にフィットしているもので。
- ジャケットは黒、ネイビー、グレーが無難
- カバンは茶色か黒でA4サイズを折り曲げずに入れられるもの
目の下にクマがあるのもNG。
前日は決めた時間には就寝できるようにしておきましょう。
【あなたも転職先を「試験」しよう】絶対やってほしい施設見学
ほとんどのデイサービスの面接試験ではお願いすれば施設見学ができます。
面接試験後、施設見学できるように申し込みの段階でお願いしておくといいでしょう。
面接試験はあなたが試験されているだけではありません。
あなたは転職先になるデイサービスを試験する絶好の機会です。ホームページやパンフレットでは見れない情報を集めておきましょう。
例え、面接試験で採用通知の電話をいただいてもあなたが「この施設で働きたくない」と思えば断ることができます。
働き始めてから「もう嫌だ」と思ってから退職するにはエネルギーがいるし転職先にも迷惑をかけます。
私の感覚としては採用されて1年以上続ける自信がないようであれば採用を断る方が無難です。
でも、一人で施設見学したり面接を受けるのって心細いわ!
そんな時は転職エージェントを使えば解決します。
転職エージェントだと面接試験が少しだけ楽になる
- 履歴書、職務経歴書の添削
- 面接の同行
- 施設見学の同行
- 採用お断りの連絡の代行
本来であれば自分でしないといけないことを転職エージェントがお手伝いしてくれます。
私の場合は「派遣社員」で働いていましたが、派遣先の顔合わせでやったことは面接の練習ぐらいであとはほとんどコーディネーターにやってもらいました。
その間に他の転職先の候補を探して調べたりすることができます。
ちなみに絢音が使っていたエージェントは「かいご畑」です。
かいご畑でめんどくさい面接対策をコーディネーターにお願いできます。
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【あなたにあった働き方はどれ?】介護士の3つの働き方
介護士として働くのに3つの働き方があります。
介護士の3つの働き方
- 正社員(直接雇用)
- パート、アルバイト(直接雇用)
- 派遣社員(派遣会社の雇用)
正社員とパート、アルバイトは会社に直接雇用されています。
派遣社員は、派遣会社に雇われて実際に働くのは派遣先の職場です。
正社員 | パート、アルバイト | 派遣社員 | |
---|---|---|---|
お給料の安定性 | 月給で安定 | 時給(不安定) | 時給(不安定) |
ボーナスの有無 | ある | 少ないけどある | なし |
有給の取りやすさ | 取りにくい | ややとりにくい | やや取りにくい |
退職のしやすさ | 退職しにくい | 退職しにくい | 契約に合わせて退職しやすい |
残業 | ある | たまにある | ほぼない |
勤務時間 | 9時間拘束(8時間労働) | 契約による | 契約による |
正社員
デイサービスの正社員は通常の介護業務だけでなく、運営にも携わります。
そのため、デイサービスの営業が終わったら仕事が終わりではなく毎月のスケジュールによってその日が早く帰られるかどうかが変わります。
正社員の場合、残業になりやすい分雇用は安定していて、ボーナスももらえるのがメリットです。
責任ある仕事を任されることが多いですが、立場的に保証されやすいです。
ただし、仕事の残務の調整は正社員で行います。
なので正社員になるとサービス残業が多くなります。
サービス残業を減らしたいなら以下の記事で詳しく解説しています。
パート・アルバイト
主婦や定年退職された男性なんかで多い働き方です。
ケース記録の記入などの一部の事務仕事もありますが、基本的に営業時間中の介助業務やそれに付随する雑務がメインの仕事です。
時間急なので、時間をすぎると退社になります。
ただし、パートやアルバイトでも施設内研修や会議に参加しないといけない場合があり残業が全くないわけではありません。
正社員の場合だと9時間拘束(8時間労働)のフルタイムでの勤務ですが、パート・アルバイトの場合は特定の時間だけ仕事をすることもできます。
例えば、午後からの入浴業務の4時間だけ入るなど。
スポットでの働き方の場合、採用している施設とそうでない施設があります。
派遣社員
就職面接や施設見学でも、1ヶ月ぐらい働いて「やっぱりこの職場は嫌だな」って思うことってありますよね?
とはいえ1ヶ月で「辞めます」って言いにくいものです。
そこでおすすめの働き方が「派遣社員」です。
時給ででボーナスもないので不安定な働き方です。(ちなみに絢音が派遣社員時代の時給は1400円で、次に手取りで約20万円程度でした)
しかし、2〜3ヶ月に一度契約更新するので今働いている職場が合わなければ次契約更新しなければそれ以上働かなくて済みます。
特に、前の職場で退職するのに苦労したという人には一度派遣社員という働き方をお勧めします。
縁のある職場に出会って「また、正社員で働きたい」と思えば正社員に切り替えすることもできます。
私も派遣先から「正社員になりませんか?」というお誘いを受けたことがありました。
【もう仕事のことで消耗したくない‼︎】介護士の不安を解決する転職方法
介護士が転職するときの不安。
それは、前の職場を退職するときの状況に影響します。
やはり人間関係は仕事を辞める理由として大きいですね。
仕事を辞めたくなるほど不安3選
上のデータをもとに介護士界隈でよく耳にする仕事を続ける上での不安を3つピックアップしました。
介護士が抱えている3つの不安
- 人間関係
- お給料
- 体調が悪くても出勤しないといけないという責任感
あなたもこんな問題に頭を悩ませた経験があるのではないでしょうか?
人間関係の不安
私が介護士を始めた10年以上前からよく耳にすることでした。
人間関係の悩み
- 仕事に関する考え方の違い
- 高圧的な対応をされた
- 非協力的な態度を取られた
- 派閥があって雰囲気が悪い
- 陰口(悪口)を言われた
- 仕事の変更を教えてくれない
- 仕事を押し付けられた
- 無視された
Twitter界隈でも介護士のアカウントを見ると仕事に対する不満がほとんどです。
それぐらい人間関係の問題って根強くあります。
お給料の不安
介護士である限りお給料に対する不安はつきません。
絢音のお給料の変化
10年前は手取りで19万円→現在、手取りで24万円ほど
私の場合は大学卒業の時点で社会福祉士があり、十年の間に介護福祉士も取得しました。
どちらかというとお給料は高い方ですがそれでも10年間で約5万円程度の昇給です。
介護士である限りお給料が30万円を超える日は当分先になりそうです。
ちなみに、私がブログを始めたきっかけも「お給料が上がらない」という不安からです。
体調が悪いけど「出勤しないと」との責任感の重圧
介護士でよく聞く言葉が「今日体調がよくないけど、人数が少ないから私が行かないと」。
介護士も人間なので、病気や怪我で苦しむことがあります。
デイサービスに限らず、人数ギリギリで仕事を回している事業所が多いので1人スタッフが休むだけでも大騒ぎ。
仕事の振り分けと休日の調整しなければいけません。
派遣社員で不安を軽減!!
派遣社員になることでこの3つの不安を軽減することができます。
正社員やパート・アルバイトなどの直接雇用の場合、調整や交渉は自分でしなければいけません。
しかし、派遣社員が雇われているのは派遣会社。
派遣先へのお給料やお休みなどの交渉ごとはコーディネーターが代行してくれます。
お給料やお休みの交渉は自分ではやりにくもの。
でも、代わりに交渉してくれるなら気軽にお願いしやすくなります。
私も派遣社員時代によく有給休暇の交渉をコーディネーターにお願いしていました。
これらのことは、直接雇用であれば自分で会社に相談しなければいけないこと。
私の場合は有給をもらうのにお話をするのも気を使いすぎて億劫でした。
コーディネーターが代わりに行ってくれるって控えめに言ってありがたいですよね?
今すぐコーディネーターにお願いする
【働きやすい職場に出会いたい‼︎】転職先での不安や不満を解消するコーディネーターの活用法。
派遣会社に対するよくある不満
コーディネーターに当たり外れがある
コーディネーターもいろんなタイプがいます。
私の主観ですが、コーディネーターって介護士よりもハードな仕事です。
私のコーディネーターもなかなか連絡取りにくい人でした。
あるとき、私が「急に派遣先に来なくなったり、派遣社員がミスをして大きな事故をしたりしてその処理とかで大変なんですね。」と言いました。
すると、「はははははは。」と苦笑いしていました。
なので、コーディネーターに全てお任せしていると全く連絡取れなくてあなたが不満を抱える状態になります。
コーディネーターもあなたの使い方次第です。
お願いしたことをすぐに報告してくれるとは限りません。
あなたからもアプローチする必要があります。
コーディネーターとは連絡を密にしておきましょう。
絢音がコーディネーターと連絡を密にするために工夫したこと
- 調整して欲しいことは事前にメールで送る。
- メールを送ってから1日しても返答がない場合は連絡する。
- 初回の面談の時に基本的にはメールで伝えると言っておく。
- 派遣先の情報など自分で調べられることは自分でも調べる。
- 基本的にメッセージを送ってから1日は返答がないと思って計画を立てる。
有給の調整も1ヶ月以上先でもわかった時点で連絡。
派遣先がシフトを組み始める1週間前にも確認の連絡を入れました。
コーディネーターに連絡した際に2〜3日中に結果の報告もしてもらうように。
自分で言った方が早そうですが、普段から有給の相談をしにくい人にとっては言おうかどうか迷っているよりもコーディネーターに言った方が早いです。
派遣会社のコーディネーターには当たり外れがある
介護士にも対応が遅かったり、きちんと敬語の使えない方がいます。
同じようにコーディネーターの質にもムラがあります。
介護士の派遣会社が一般的になった分コーディネーターの質にムラが出てくるのは仕方のないこと。
それよりも質の悪いコーディネーターに当たったときのあなたの動きが重要です。
コーディネータに不満があれば
- コーディネーターに直接クレームを言う。
- 派遣会社に直接、コーディネーターにクレームを言う。
- 派遣会社に連絡してコーディネーターを変えてもらう。
- 派遣会社との登録を解除して別の派遣会社に乗り換える。
コーディネーターに不満を感じたら別のコーディネーターに交代
私の場合は実際にやらなかったですが、担当のコーディネーター曰く「合わなければ、別のコーディネーターに変えていただくこともできます」とのこと。
基本的にはコーディネーターに改善して欲しい点を都度伝える方が効率的です。
- お願いしたことが1日以上経っても返答がない。
- 探している派遣先の進捗状況が分からない。
- 探した派遣先の情報がわかりにくい、少なすぎる。
コーディネーターにお願いしたことはあなたが期限をつけて返答してもらうようにお願いしてください。
「期限をつけない⇨いつ返答してもいい⇨結局、いつになっても返答しない」となります。
あなたはコーディネーターの行動を変えることはできませんが、あなた自身がアプローチすることはできます。
どれだけアプローチしても期限を守らなかったり、期待していた成果がなければコーディネーターを変えましょう。
派遣会社に不信感を感じたら別の派遣会社に変更
コーディネーターを変えても、変えたコーディネーターも合わないことがあります。
そんな時は派遣会社自体を変えましょう。
派遣会社も一つや二つではありません。
しかも、派遣社員となるべき介護士は不足気味。
今いる派遣会社があなたの気持ちに添えないのであれば派遣会社自体を変えてしまうのが手っ取り早いです。
なので、一つの派遣会社だけに登録するのではなく使おうと思っている派遣会社以外にも2つほど登録だけしておくと便利です。
コーディネータが無能か有能かはあなたの活用の仕方次第。コーディネーターを活用するときの注意点
最後にコーディネーターを活用するときの注意点をまとめておきました。
これは、コーディネータとのやりとりだけでなく職場でも使えるスキルです。
職場の他のスタッフでもなかなか返答が返ってこなかったり、依頼したことができているかどうかの報告のない人がいます。
返答がないからとそのままにしておくと「実は何も動けていなかった。」と言うことになりかねません。
もちろん、あなたに条件合う派遣先を見つけるのにそれなりの時間がかかります。
でもコーディネーターを放置し続けると「忘れてしまいます。」
コーディネーターはあなた以外の派遣社員も担当しているからです。
「返答が返ってこない」と不満を言う前に、あなたの不満になりそうなポイントを先に潰しておくと快適な転職ライフを送れますよ!!
まとめ
デイサービスは主婦層を中心に人気のある介護業界の仕事ですが、人間関係の問題が存在することも事実です。
転職して働きやすいデイサービスを見つけるためには、派遣社員として働くことが一つの方法です。そうすれば、万が一派遣先のデイサービスが人間関係最悪で働き続けられない環境だった場合でも、コーディネーターに電話を一本するだけで派遣先を変更することができます。
また、派遣社員として働いている間に、正社員に切り替えることも可能です。派遣社員として働くことで、デイサービスの労働条件や人間関係をある程度知ることができます。その上で、続けて働けそうであれば正社員の交渉をすることをおすすめします。
転職活動で困った場合は、コーディネーターに相談することもできます。デイサービスで働くためには、自分に合った働き方を見つけることが大切です。
絢音が2年利用した派遣会社はこちら
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