結論:サービス残業で消耗しているなら派遣社員になりましょう!!
この記事の対象者
・サービス残業が多くて消耗している介護士
・転職したいが、介護の仕事しかできないなと思っている介護士
・派遣社員になりたいけど、お給料や休日のことで悩んでいる介護士
この記事を読むことで
・残業時間を限りなく0時間に近づけることができます。
・正社員と派遣社員の違いを理解できる。
・介護士が職場の人間関係を簡単にリセットできるようになります。
あなたは正社員の働き方で消耗していませんか?
毎日、サービス残業続きで辛い。
でも介護の仕事は楽しいから続けたい。
だからなかなか今の職場を辞められない。
しかも、上司からはいらない一言を言われてブチギレそう。
そんな苦しみから逃れてくありませんか?
でも、今のままではその苦しみから解放されることはありません。
なぜなら、あなたの心と体は限界だから。
今の苦しみから解放されるとっておきの方法は「派遣社員」になることです。
確かに立場やお給料は安定しています。
でもあなたの心と体はボロボロ。
これを「安定」というのは、私は疑問に感じます。
介護職がボロボロの状態では高齢者に「喜び」を提供することはできないからです。
介護職場の主役は介護士であるあなたです。
生きがいを感じるはずの仕事が苦しみになってはなんのための仕事か分かりません。
この記事をたどり着いていただいたのも何かの縁です。
今の働き方で本当にあなたは幸せになれるのか?
利用者様に満足できるサービスを提供できるのか?
一度、振り返っていただけたらと思います。
正社員の働き方に疑問を持っているなら、派遣社員の働き方も検討してください。検討するだけなら自由。
【基本】介護施設で主流の3つの働き方。(派遣社員とそれ以外の働き方の違いは派遣会社が間に入るかどうか)
介護士には主に3つの働き方があります。
結論からいうと日中の介護の仕事に関しては、内容に大きな違いはありません。
違いは「立場」です。
具体的にいうと、契約の内容が違います。
あなたはどんな立場で働きたいですか?
あなたに合う働き方を選んでみましょう。
正社員
【正社員はどういうポジション?】
正社員は、その職場で長く勤めることを前提として立場です。
「ここの施設でホネを埋める」「役職についてキャリアアップを図りたい」と考えている方にはオススメの働き方です。
正社員は、直接雇用されているその事業所の中で責任のある立場です。
他の働き方と決定的に違うのは「人を動かす」のが正社員の仕事です。
もちろん、他の働き方も指示を出すことがあるのですがそれは「仕事の協力依頼」という形です。
正社員とは、相談員という立場も兼ねているのでただ人を動かすのではなく、その職員の成長も考えた上で指示を出さなければいけません。
将来的には施設の管理者もしくは管理者のサポート役を期待されている立場です。
大きく職場の環境を変えたくなくて、収入も安定させたい人にはオススメの働き方です。
社会福祉法人など大きな規模の施設は環境が大きく変わることはありません。
正社員が責任ある立場なのはわかったわ。でも具体的に「責任を取る」ってどうするんだろう?
正社員の一番大きな責任は「説明責任(アカウンタビリティー)」です。
介護の仕事は「人」が相手である限り、全てが利用者様や家族様の思いに答えられるとは限りません。
また、どれだけ転倒事故を防ぐ対策を立てても発生確率を0にすることはできません。
利用者様や家族様にとって残念で重大な結果を説明しないといけません。
そんな時に、正社員が説明する責任を負います。
少し乱暴にいうと「クレーム処理係」です。
もちろん、クレームを処理するってストレスが大きいです。
でも、クレーム処理は利用者様や家族様の「気持ち」に耳を傾けること。
正社員を経験すると、利用者様や家族様のわずかな気持ちの動きを察することができるようになります。
正社員は「経営者」のつもりで仕事をしないと、続けていくのは厳しいです。
非常勤職員(パート、アルバイト)
正社員との最大の違いは、「時給単位」です。
施設によっては、特定の時間だけ働くことができる場所もあります。
今まで出産後の女性や介護士経験のない定年退職後の男性に多い働き方です。
世の中にイクメンパパが増えてはきているももの、残念ながら介護業界ではあまり浸透していないのが現状です。
介護士はどこの施設も「短時間でもいいから喉から手が出るほど欲しい」ので、出産後も介護の仕事をしたい人にとってはオススメの働き方です。
ただ、非常勤職員に説明責任がないわけではありません。
- 帰りの送迎の時に、利用者様の日中の様子を家族様に報告。
- 日中の転倒事故の謝罪。
- 入浴中止など、家族様の依頼を達成できなかったことへの謝罪と理由説明。
説明責任というよりは報告が多いですが、時には転倒事故への謝罪もしなければいけません。
送迎に出ると家族様にお会いする可能性が高いので、利用者様が転倒しているのに説明や謝罪を全くしないというわけにはいかないからです。
家族様から「責任者をだせ」と言われるような事柄でなければ、非常勤職員にも説明責任はあります。
正社員に比べて時間に融通が効くのが非常勤職員の魅力です。
ただ、介助方法については施設が変わっても大きくは変わらないので育児でブランクがあってもできる仕事です。
施設が認めれば非常勤職員から正社員になることも可能です。
派遣社員
派遣社員は派遣会社に雇用されていて、実際に働くのは派遣先(現場の施設)に働くというスタイルをとっている介護士です。
2〜3ヶ月に一回契約更新をしないとその施設では働き続けられません。
しかも、介護業界の場合は「派遣さんでもいいから、うちに来て欲しい」と引くてあまたです。
ここまで、派遣社員に有利な業界介護以外にありません。
派遣社員は「自由」な働き方です。
「気に入らなければすぐに職場」を変えられるほどです。
正社員でも同じですが、派遣先によって働きやすさが変わります。
たとえば、有給休暇について気軽に取りやすい職場もあれば取りにくい職場もあります。
ただし、派遣社員という働き方であれば有給の取りやすい職場へ変更するのが簡単です。
介護業界は施設より派遣社員の方が有利なので、気に入らなければ簡単に職場を変更できます。
役職につきたくはないけど、正社員並みにお給料が欲しいのであれば派遣社員がオススメです。派遣社員であれば役職につけられることもないです。
【体験談】3つの視点から介護施設の正社員と派遣社員を比較
「正社員を辞めたら給料が安定しないのではないか?」そんな不安があるでしょう。
確かに、正社員ほどはお給料は安定しないかもしれません。
でも、その分比較にならないほど派遣社員の方があなたの自由時間は確保できます。
サービス残業したくないなら「派遣社員」になろう!!
- 年収は80万円程度の減(住民税も翌々年に払う分が安くなる)
- 派遣社員になってサービス残業が0時間に。
- いつでも辞められる。
- 派遣先を選べる。
サービス残業で苦しんでるなら、多少収入が少なくなっても「派遣社員」を選ぶべきです‼︎
では正社員から派遣社員になって具体的に何が変わったのかを見ていきましょう。
【正社員と派遣社員の比較(絢音の事例)】
私の場合は、派遣社員になって毎月80時間以上のサービス残業が0になりました。
80時間あれば、副業に時間を費やすことができます。
もちろん、恋人や家族と一緒にいる時間を増やすこともできます。
「仕事が生きがいだ」という方はサービス残業があっても関係ないでしょう。
でも、「職場と自宅の行き来するだけの人生なんか嫌だ」という方は正社員にこだわる必要はありません。
派遣社員の働き方が合わなければ、元の職場に戻れるのが介護業界のいいところです。
【比較①】仕事量の違い
サービス残業を大幅に減らすには
いずれかの手段を取ることになります。
そこで、私は「仕事量を減らすために」派遣社員になることを選択しました。
【絢音の介護業務以外の持ち仕事の比較】
派遣社員になるだけで、仕事量が減っているのは一目見ただけで明らかです。
しかも、正社員の場合は急に上司から仕事を依頼されたりパートさんが介護事故を起こして事故報告書を見ないといけなかったりと自分の仕事を計画通りに行いにくいです。
正社員でサービス残業を減らそうと思うと、この不確定な仕事も考慮しながら仕事のスケジュールを立てないと厳しいです。
私の場合は、正社員から派遣社員になってサービス残業が80時間から0時間に減らせました。
【比較②】人間関係の違い
人間関係そのものについては、正社員と派遣社員という働き方で変わることはありません。
どちらかというと、働く職場で変わります。
派遣社員を使っている職場は「人手が足りないところ来てもらってありがたい。」という施設が多いです。
ただし、今の職場の人間関係に耐えられなくなったらすぐに職場を変えやすいのは派遣社員です。
派遣社員は間にコーディネータが入るので、自分から施設の人事担当に「辞めます」と言わなくても職場を変えられます。
【比較③】労働条件の違い
一番大切なお金とお休みの話です。
派遣社員のときの方が全体の収入は少なくなりました。
しかし、仕事量や残業時間は確実に減り、有給も消化しやすくなりました。
つまり、80万円で年間960時間の自由時間を獲得することができました。
時給に換算すると、約833円。
2020年の1月時点、介護士(アルバイト、パート)の時給の全国平均は1114円でした。(マイナビ調べ)。
これならば、時給でも定時で帰ってサービス残業の時間を副業や自分の自由時間に当てた方があなたの満足度は上がりやすくなります。
派遣社員になることで発生するお金の問題は副業をすることで、ある程度解決問題になります。
サービス残業を続けますか?それとも、派遣社員で自由時間を増やしますか。
介護の派遣社員になるべき人、やめておいた方がいい人
派遣社員の場合、正社員時代だったら会社に管理してくれていたことの一部を自分で管理しないといけなくなることがあります。
その代表的な例が
住民税
正社員時代だったら会社が代わりにお給料から支払ってくれていたのに、派遣社員になると役所に払わなければいけません。
感覚的には、税金が増えた感覚になります。
実際には今までお給料から天引きされていたものを自分で払うだけで、実質的には税金が増えているわけではありませんが・・・。
派遣先の職場を気に入ったら再び正社員になることもできる。
私自身、派遣先から「うちで正社員になりませんか?」と声をかけられました。
当時、看護学校の受験を目指していたのでお断りしましたが・・・
介護施設はずっと人手が足りない状態です。
わずかでも、収入が少なくなったから苦しいな。
と思ったら、正社員の働き方に戻すこともできます。
介護士はどこの施設も喉から手が出るほど欲しい人材なのです。
どこの派遣会社に登録しようか迷ったら「かいご畑」を選びましょう。
10年以上デイサービスの介護士を続けた私がオススメする派遣会社は「かいご畑です。」
なぜなら、
- お給料
- お休み
- 希望の部署
- いつでも派遣先(職場)を変えられる。
- めんどくさい交渉ごとをコーディネータに任せられる。
- 1ヶ月以内に派遣先で働けるので「貯金が尽きた」ときの心配をしなくていい。
「かいご畑」の最大の魅力は、派遣社員ファーストなところです。
特に職場と合わないと感じたら、コーディネータさんがすぐに動いてくれます。
私も2年間で3回職場を変えています。
それでもコーディネータさんは嫌な顔をされずに派遣先を探してくれました。
私の場合は「派遣先に気に入らない人がいるから」という理由で3回も派遣先を変えました。そんな理由でもコーディネーターさんは私の「派遣先を変えたい」という希望を叶えてくれています。
- 無資格でも登録できる。
- 介護初心者でも資格取得に関わる費用は0円
- 介護士として働きたい人は、無料で利用できる。
- 社会保険が充実している。
- 仕事上の悩み事があればいつでも相談できる。
私の体験談を話すと長くなるのでこちらの記事も参考にしてください。
今の職場を辞める前にやっておくと安心なこと3選
それでも、今の職場をやめるのは不安だな〜。次の職場も「すぐに辞めたく」なったら嫌だしね。
そんな不安があるあなたはとてもラッキーです。
- お金
- 資格
- 気になる職場
を調べるチャンスがるからです。
不安の原因は「情報不足」
情報を集めて計画的に転職する準備をすれば不安を軽くできます。
家計管理を見直す。
この場合、転職先が決まって初お給料が決まるまでのお金(預金と手持ちのお金)がもつのか具体的な数字で把握するのが目的です。
介護士としての資格を取りに行く(余裕があれば)
介護福祉士の国家試験の受験者数は平成28年以降は10万人を切っています。
つまり、介護福祉士の資格を持っている介護士は希少価値の高い人材なのです。
資格を持っている人が多い・・・希少性が低い
資格をもっている人が少ない・・・希少性が高い
「介護福祉士」を持っている介護士を介護施設同士で取り合っている状況です。
私の元職場でも「介護福祉士の知り合いを紹介したら、1万円の報酬キャンペーン」として、職員が介護福祉士の介護士を自分の職場で働くと1万円をお給料に上乗せするキャンペーンをやっているぐらいです。
介護福祉士の資格は派遣社員として仕事をするときにも有利に働きます。
介護福祉士を持ちながら派遣社員をやると
- 自分が選べる職場の数が増える。
- 給料や休日など、あなたの希望を実現しやすくなる。
- 派遣先が気に入らなければ、次の職場へ移りやすくなる。
介護福祉士を持っていると転職の時に有利に働きます。
ちなみに、介護士派遣のサービスを行っている「かいご畑」なら介護福祉士の受験対策を0円で受けることができます。その他の介護職員初任者研修や実務者研修も0円で受講することができます。
【資格があると安心な理由】
介護施設は深刻な介護士不足悩んでいます。
本当だったら、直接雇用したいのに派遣社員に頼らなくてはいけない状況です。
だったら、みんな介護施設の介護士は管理者とか意外みんな派遣社員にすればいいんじゃないの?正社員や非常勤さんでも辞めたい人はすぐやめてしまうのに。
実は、派遣会社が派遣社員を施設に派遣するときに、派遣社員のお給料+派遣料金が必要になるの。つまり、私たちのお給料と派遣会社の中間マージン(仲介手数料)を支払うことで、場合によっては直接雇用するよりも人件費がかかってしまうことがあるの。
それに・・・
同じ、施設で働けるのは3年まで。
1から介護士を育てようと思うと、大きなコストがかかる。
なので、施設としてはできるだけ長く働き続けてもらいたいと施設は思っているのよ。
それでも、直接雇用で介護士の数を確保できない。
だから、介護施設は派遣社員で人員補充するしかないと考えているということね。
次の職場候補をググる。
次の派遣先(職場)が「働きやすいかどうか」あなたのググり方次第です。
なぜなら、ググれば派遣先の情報のほぼ全てがわかるからです。
【働く前に確認しておくべきこと】
- 働く場所(住所地)
- 施設の名前
- 体調不良や遅刻で連絡するときの取次先。
- 職員様の通用口の場所。
- 派遣先の施設の担当者と管理者
- 働くにあたって準備するもの(入浴介護着など)
- 契約期間
- その他注意事項。
基本的には、かいご畑のコーディネーターさんが教えてくれます。
しかし、あやねの場合は挨拶も含めて初出勤の前日に施設に電話します。
そうすることで、事前にコーディネーターから聞いていたことの確認ができるだけではなく、働く前から施設の関係者の方の信頼を得れます。
まとめ
派遣社員として介護の仕事をするときにおさえておくべきポイント
- 5年以上の金属年数と介護福祉士の資格所得をしたら検討する。
- 同じ職場で自己成長できるのは5年まで。
- 介護福祉士を取ってしまえば、施設は選びたい放題。
- 正社員として働くのは消耗する。
- 派遣会社は「かいご畑」一択。
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