
結論:3つのポイントをおさえてレクリエーションを実施すれば、新人介護士でも卒なくレクリエーションを実施することができます。

この記事の対象者
・介護士歴6ヶ月以内の新人介護士
・人前に出るのが苦手な介護士
・まだ介護技術は未熟だけど、レクリエーションは極めたい介護士

この記事を読むことで
新人介護士でもレクリエーションを卒なくすすめることができるようになります。
デイサービで避けて通れない仕事が「レクリエーション」
でも・・・・

- 人前で話すのが苦手だ。
- スムーズにレクリエーションを進めていく自信がない。
- 滑ったらどうしよう?
デイサービスのレク業務をそんなふうに思っていませんか?
でも、その悩みはすぐに解決できます。
なぜなら、新人介護士のあなたに「完璧なレク」を誰も求めていないからです。
入浴介助や排泄介助なら、小さなミスが大きな事故になりかねません。
でも、レクリエーションは多少のミスは「ご愛嬌」なのです。
それよりも大事なのが「笑顔」です。

職員のあなたが楽しめていないレクは利用者様も楽しめません。
そうは言っても、大勢の前で話すプレッシャーが・・・

そんな時は
新人介護士がレクリエーションを進める3つのポイントだけを考えましょう。
完璧まではいかなくても、それなりの形のレクリエーションを実施することができます。
・元気よく始める。
・先輩介護士に手伝ってもらう。
・先輩介護士のレクのやり方をパクる。
10年以上デイサービスでレクを提供し続けている櫻絢音がレクを進める3つのポイントを解説します。

レクリエーションの目的を理解し、3つのポイントをおさえればレクリエーション担当になっても怖くありませんよ!!
「レクリエーションが苦手」な人は、まず目的を理解してみよう。【なぜデイサービスでレクが必要なのか?】
「レクが苦手だ」って感じる。

レクリエーションが多少滑ってもいい理由がここにあります。
そして、

でも、高齢になると笑顔になれない状況の方が多くなります。
そこで、レクリエーションの登場です。

簡単にいうと、「歩けない」、「物忘れが激しくなっている」と思っている利用者様の自信を取り戻すことです。
【高齢者の心身状況の特徴】廃用症候群のスパイラルに陥りやすくなる

次に、高齢者なぜ笑顔になれない状況が多くなるのか考えてみましょう。
人は高齢になると、こころとからだの能力(心身機能)が制限されます。
例えば、高齢になると体に様々な変化が現れます。
- 足が痛い。
- 腰が痛い。
- 目が見えにくい。
- 家族が言っていることも分からなくなっている。
- 夜眠れなくて、昼間にウトウトしてしまう。
- みんなに迷惑ばかりかけて私は生きていていいのだろうか?
体の自由が制限されると、心までもうつむきがちになります。
そして

体痛いし、腰も痛いから外に出たくないな。
家でやることもないからテレビでもみて寝とこかな・・・。
数ヶ月後

・・・・・・。
(体がまったく動かない)

これこそが体を使わないことでどんどん体の機能が落ちていく。
廃用症候群と呼ばれるものの負のスパイラルです。
一度、廃用症候群の負のスパイラルに陥るとそこから利用者様を抜け出させるのは困難です。

いかに廃用症候群を防ぐかが介護士の仕事なのです。
【弊害】廃用症候群は利用者様の心も衰えさせる。

身体能力の衰えた高齢者は筋力の衰えで車椅子なしでは移動もままない状態になることもあります。
そうなると、「自分の足で歩くこともできないのか」と自信を失います。
高齢になると、年々できないことが増えてくるので、徐々に活動量が減ってきます。
そうすると、さらにできないことが増えるという悪循環に陥りやすくなります。
- 寝ている時間が増えてくる。
- 褥瘡が重症化して骨まで見える。
- 認知症の悪化で家族の顔も分からなくなる。
- 生きる意欲がなくなって、「早くお迎え来て欲しい」が口癖になる。。
- 介護している家族の介護負担が大きくなる。
- 介護度の重度化で介護費用の負担の増大。

廃用症候群っていいことがありません。まさしく、高齢者にとっては拷問のような状況ですね。
【解決策】「なぜ、デイサービスでレクリエーションをやるの?」→利用者様の自信を取り戻して「廃用症候群」の悪循環を防ぐ。

そこでレクリエーションが高齢者の廃用症候群の歯止めとなるのです。
レクリエーションを提供する利用者様のメリット
- 楽しんで参加することができる。
- 気が乗らない時は見学だけでも利用者様の刺激になる。
- 他の利用者様や職員とコミュニケーションをとる機会を確保できる。
- 季節感を取り入れたレクリエーションを実施することで、利用者様の認知機能の低下を防ぐ。
- 利用者様自身が残存機能があることに気づくことができる。
ご利用者様に「楽しい」という感情を引き出すことで、からだも機能低下しないようにするのがレクリエーションの目的です。
そして、ご利用者に「私の体も思っているより、動くわ。」と自信を持たせるところがポイントです。
レクリエーションは「みんなで遊びながら体の機能も鍛える」という点が利用者様の廃用症候群に歯止めをかけるポイントです。
(とある日常のデイサービスにて)

では、琴音さん。今日は手芸で来年の干支の寅の根付を作りましょう。
最近、私手が震えて出来へんからやめとくわ。


針に糸を通したりするのは私がやるので、少しだけやってみませんか?
それやったらできるかも。
手伝ってね。

1時間後・・・

琴音さん、もうそろそろおやつの時間だから片付けましょう。
もうこんな時間?
意外と私も手が動くのね。

レクリエーションを実施して、利用者様が笑顔になったらOK!!
でもどうすれば成功なの?その基準が分からないわ。

レクリエーションを実施することでどうなれば成功かは、介護士によって意見が分かれるところです。
私が考えているレクリエーションの成功は

笑顔=利用者様が楽しんでいると判断して良いでしょう。(まれにそうでない難しい方もいらっしゃいますが、ほとんどの利用者様はそう判断して問題ないです)。
次の3つのポイントを意識すれば新人介護士のあなたでもレクリエーションで利用者様を笑顔にすることができます。
新人介護士がレクリエーションを進める3つのポイント


ここでのポイントは、初めから1人でうまくやろうとする必要はないと言うことです。新人介護士だからこそできることをやれればそれでOKです。
【ポイント1】元気よく進めよう。

新人介護士だからこそできることは
大きな声で元気よく進めることです。
利用者様や先輩介護士は初めからうまくやれるとは思っていません。
だから、大きな声で元気よく始めるだけで好印象です。
これは新人介護士の特権ですね。
新人介護士の特権
- 滑っても許される。
- 先輩介護士や上司にレクリエーションを手伝ってもらいやすい。
- 大きな声でレクリエーションを進めるだけで楽しそうな雰囲気になりやすい。
失敗しても新人介護士であれば許されることもあります。
失敗を恐れず大きな声でレクリエーションを実施しましょう。
大きな声を出す前提条件として・・・

これは絶対です。

デイサービスっていわば「高齢者専用のディズニーランド」。
ネズミのマスコットキャラクターの着ぐるみの中からため息が聞こえたら、楽しめないですよね?
どれだけ滑っても笑うことを意識しましょう。

元気なだけで評価されるのは新人介護士の特権です。お腹の底から声を出してレクリエーションの雰囲気を作りましょう。
先輩介護士にサポートしてもらう

とはいえ、最初は自分一人でレクを進行していくのは難しいものです。何をどうすればいいのかわからないと思います。
そこで、職場の先輩の力に協力を依頼しましょう。
先輩職員も、あなたが早くひとりでも楽しくレクを提供できるようになってほしいと思っています。
また、レクを盛り上げていくためのノウハウもたくさんストックしています。
レクリエーションを先輩介護士や上司に協力を得るために・・・

絢音ポイントを稼ぐと先輩方から「かわいいやつよ」とまた協力してもらえます。
絢音ポイントを稼いでおくと、レクリエーション以外の場面でもあなたが困っていたらすぐに助けてもらえます。

新人介護士時代、最初はほとんど先輩介護士が全てレクリエーションをすすめることになるでしょう。それでも今、できる最大限のことをしましょう。
先輩介護士が実施しているレクのやり方をパクる。

介護初心者が卒なくレクリエーションを進めれるようになる近道は
先輩介護士のレクリエーションのやり方をパクるです。
介護士にもそれどれ得意分野があって
- レクが得意な人
- 介護技術が上手な人
- 利用者様とのコミュニケーションが上手な人
がいます。
レクの上手な職員のやり方を観察して、自分でも参考できることはないかという視点で観察しましょう。
- 「スキマ時間」で自発的にレクリエーションをする頻度が多い。
- 紙芝居や楽器演奏などのエンターテイメントな特技がある。
- 常に笑顔でレクリエーションに取り組んでいる。
- レクリエーションに取り組みながらも、常に目は動いている(周辺の見守りができている。)
- 急にレクリエーションを振られてもすぐに実施することができる。

これに該当する先輩介護士が実施しているレクリエーションをしっかりと観察しましょう。今のあなたでもマネできる点はマネしましょう。
まとめ

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