
結論:高齢者の行動パターンや生活習慣から、+αあると喜ぶものを想像しながプレゼントを選びましょう。

この記事の対象者は
・高齢な家族に「敬老の日」のお祝いをしたい人
・敬老祝賀会の計画をしている介護職員
です。

この記事を読むことで
・高齢者に喜ばれるプレゼントを選ぶことができます。
年に1回の敬老の日。
おじいちゃん、おばあちゃんや職場の利用者様に
「敬老のお祝いに何をプレゼントしいたらいいだろうか?」
と悩むところです。
もちろん、何をプレゼントしても喜んでくれるのでしょうが・・・
どうせなら毎日使ってくれていると、目に見えてそのプレゼントがその人にとって
喜んでくれているものだということがわかってプレゼントした側も嬉しいです。
また、
プレゼントしたのはいいけど、逆に失礼でなかったかな??
ちなみに絢音は
10年ほど前に付き合っていた人から急に「婚姻届」をプレゼントされて、

いや、まあ・・・・
めっちゃ重たくて困る・・・
ってなりました。
まあ、さすがに敬老の日のプレゼントで「婚姻届」を渡すようなおバカさんはいないと思いますが・・・・
自分が欲しいものをプレゼント
しようとすれば、高齢者にとってもらっても「あまり使わない」「あまり嬉しくない。」ものになってしまいます。
そうならないための合言葉は

「プレゼントする相手の生活を想像しよう!!」です。
プレゼントはものを贈るだけでなく、「喜び」も贈る。

身近な人が「敬老の日」のお祝いをしてあげると喜ばれます。
家族がお祝いする

孫や子供からプレゼントされるとおじいちゃん、おばあちゃんは喜びます。
- あら、毎年悪いわね。
- これ使わせてもらうわね。
- ありがとう。
特別な日にプレゼントをあげましょう。

おばあちゃん、敬老の日だからこれあげるね。
ありがとうね。
何が入ってるんだろうな💖

これは・・・
手鏡だーーー。
絢ちゃん、ありがとうね。


最近暑くてすぐにお化粧が崩れるから、手鏡あったらいつでも直せるのになっと思ってね。
ありがとうね。
明日から使わせてもらうわね。

介護士がお祝いする

今では、介護施設で高齢者の「敬老のお祝い」は一般的な行事になりました。
介護施設は、利用者様にとって家族よりも身近な存在になっている人もいます。
私の職場のデイサービスも約半数以上が週3日以上利用されていました。
中にも「毎日、デイサービスに通っている」という利用者様もいました。
利用者様にとってデイサービスの介護士も家族と同じぐらい近しい人です。
余談ですが、高齢になると病院以外で外出するのはデイサービスという方もいらっしゃいます。
なので介護士が敬老の日のプレゼントをすると高齢者とてもよろおこびます。
私が過去の職場での敬老祝賀会でプレゼントしたものが利用者様によって今でも使われているほどです。
高齢者が喜ぶ顔を想像しながらプレゼントを選ぶ

敬老の日のプレゼントで高齢者に最高のプレゼントをするコツは
高齢者の喜ぶ顔を想像しながらプレゼントを選ぶことです。
東日本大震災での千羽鶴の問題は「想像力のなさ」が問題です。
利用者様が本当に欲しいものは何かを想像しながらプレゼントを選ばないとただの「ありがた迷惑」になります。
たとえば、
私は「ジブリグッズ」が大好きです。
常にジブリ系のグッズに囲まれて生活しています。
しかし、すべての人がジブリ系が好きだとは限りません。
ジブリを好きでもない人がジブリのぬいぐるみを贈られても
処分しにくい迷惑なものでしかありません。

私は、利用者様の喜ぶ顔を想像しながらプレゼントを選ぶのが楽しいです。自分の選択が相手の感情に影響するかもしれないと思ってその通りになった時の達成感はなんとも言えません。
敬老の日のプレゼントを選ぶときのポイント

とは言っても、敬老の日のお祝いを選ぶのって難しいですよね。
特に、介護施設での利用者様の数は多いので経費の話も含めて悩むところ
です。ここでは、「敬老の日のプレゼントを選ぶポイント」を紹介します。

【ポイント①】日常生活で使用できるもの

ここで大切なのは、高齢者(利用者様、家族)が普段どんな様子で過ごしているかを想像しましょう。
- 入浴する時の体の洗う順番。
- どの程度の頻度でお化粧直しをしているか。
- デイサービスの利用頻度。
- トイレに行く頻度とタイミング。
- 寒がりかどうか(約8割の高齢者は寒がりです)
高齢者の日中の行動パターンは固定化される傾向です。
たとえば、
ご飯の前にトイレに行く習慣のある人はどんな状況でも、トイレに行った後でないとご飯を食べません。
高齢者にとって今ある
習慣は
絶対に変えられたくないものです。
それは言い方を変えると、その方の
価値観です。
利用者様の行動パターンや生活習慣を観察することは利用者様の価値観に触れることになります。
利用者様の行動パターンや生活習慣からどのようなものがあれば利用者様は

これは便利だわ💖
と思ってもらえるものを想像することが喜ばれるプレゼントになります。

- 高齢者(利用者様)の行動パターン、習慣を把握する。
- 今ある行動パターン、習慣にプラスされると「これ、便利だわ。」と思ってもらえるものを考える。
- そのプレゼントを渡すときの反応を想像する。
ただし、自分が欲しいものが高齢者(利用者様)の欲しいものとは限らないということを認識しておきましょう。
【ポイント②】性別を考慮

性別によってもプレゼントを工夫する必要があります。
たとえば、靴下をプレゼントをする場合
お花柄の靴下を男性の高齢者(利用者様)にプレゼントするのは適切とは言えません。
また逆に男性用下着を女性の高齢者(利用者様)にプレゼントするのも適切とは言えません。
あげるものはもちろん、そのデザインも性別に合わせてプレゼントをしましょう。

性別によって考慮すべきポイント
・性別にあったもの(製品)
・デザイン(色や柄)
【ポイント③】たくさんあっても邪魔にならないもの

物がたくさんあることのデメリットは
- ものの整理ができなくなる。
- 場所を取る物であれば、本当に必要なものを部屋に置いておけない。
- 探し物をする時間の無駄。
特に収集癖のある人にほとんど使うことのない場所を取るものをプレゼントをすることは
経済的、時間的な負担をかけるだけになってしまいます。
プレゼントをするつもりが、逆に奪ってしまうプレゼントにならないように
たくさんあっても困らないもの
をプレゼントするのがベストです。

なるほど、多くあっても困らないもの_φ( ̄ー ̄ )メモメモ
おすすめの定番「敬老の日のプレゼント」トップ5

ではここからは、敬老の日のプレゼントをランキング形式で発表しちゃうよ〜!!
【第1位】靴下

靴下をプレゼントするメリット
- 毎日使うもの。
- たくさんあっても困らない。
- 消耗品。
- 色やデザインが豊富にある。
靴下をプレゼントするデメリット
- 同じような色、デザインの靴下をプレゼントしてしまう。
- 高齢者(利用者様)の本人が気に入らないデザイン、色。
- 性別に合わない色、デザイン。

デイサービスの利用者様の場合は少し多めに様々な色を発注する。家族の場合は、事前に好きな色やデザインを調べておくと解決できますね。
男性用の靴下のオススメ

高齢になると足がむくみやすくなります。
足が浮腫むと「足が締め付けられる」感覚がして不快に感じます。
ゆったりとした靴下は使いやすい靴下です。
女性用の靴下のオススメ

女性用の靴下は男性用に比べて明るめの色になっています。
しかし、あまり派手すぎない。
目に見えないところだからこそ、こだわりたいおしゃれですね。
靴下にこだわっている高齢者は意外と多いです。

もし、プレゼントで悩んでいたらとりあえず「靴下」をプレゼントするのが1番の無難なプレゼントです。
【第2位】タオル、バスタオル

私の職場のデイサービスでも約9割の利用者様が入浴サービスを利用されています。
そして、そのほとんどの方が施設のバスタオルやタオルを使うことに抵抗感を持っています。

確かに、誰が使ったのか分からないようなタオル、バスタオルを使うのって抵抗あるよね。
私なら、他の人のタオル・バスタオルを使うのは嫌だわ。
タオル、バスタオルをプレゼントするメリット
- 消耗品
- 毎日使うもの
- デイサービスで入浴するときに施設のタオル類を使わなくて済む。
- 自宅でも使用できる。
- 畳むとコンパクトになる。
タオル、バスタオルをプレゼントするデメリット
- デザイン、色が気に入らない。
- デイサービスで使うとき、他の利用者様との返却間違いの確率が上がる。

デイサービスでプレゼントをするときは、デイサービスで使われることが多いので、利用者様に説明してすぐに名前を書いておくと返却間違いがなくて済みます。家族様のいる方に関しては、家族様に名前の記入をお願いしましょう。
おすすめのフェイスタオル

これなら、ある程度色分けされているから見分けやすいね。
しかも、10枚セットの発注だから便利な発注方法だわ。
オススメのバスタオル

このバスタオルもカラーバリエーションが豊富!!
しかも、毎日使うものだからたくさんあっても困らないわね。
【第3位】膝掛け

高齢者は寒がりが多いです。
夏場の37度、38度の猛暑日でも
「寒いからオーバー着やなあかんわ。」
という方も少なくありません。
私の送迎先での話ですが、利用者様(女性)は認知症で主介護者の家族様(ご主人)も認知症?の疑いがあって夏場で30度以上の気温でも「お母さん、寒いからストーブつけようか」という方がいました。
しかし、それぐらい高齢になると寒がりが多いです。
とは言え、室内で冷房をつけないわけにはいきません。
そこで、便利なのが
膝掛け(ブランケット)です。
ブランケット選びのポイント
- 持ち運びがしやすい。
- シンプルなデザイン。
- 簡単に折り畳める。
- 名前をかけるようにタグがついている。
- 暖かいもの
ブランケットをデイサービスで使ってもらうと、特に夏場。
27度設定で冷房かけていても「寒いわー」という利用者様対策になります。
つまり、ブランケットって高齢者にとっては年中使える代物なんですね。

一応ブランケットをすぐ変えるリンクを貼っておきますが、
デイサービスでプレゼント用として多量に購入するのであれば、
「アスクル」や「たのめーる」で発注した方が単価が安くなりまよ。
【第4位】湯たんぽ

高齢者は寒がりです。
介護士をされたり、高齢者と一緒に住んでいる方であれば経験ありますね。
夏場でも、少し扇風機で送風しただけで
寒いわー。
扇風機消してくれへん?

と言われるぐらい寒さに弱い。
冬場になると・・・・・
生きていられるかどうかです。
余談ですが、冬場になるとなくなる利用者様が増えます。しかも立て続けに・・・。それぐらい、高齢者って寒さに弱い人が多いです。
湯たんぽがあれば、寒い冬の日でも喜んで使ってもらいやすいですね。

湯たんぽを贈ると、利用者様から「懐かしいわ。昔よく使った。」
と懐かしみながら使っていただけます。
昔のことを思い出すと話始める利用者様もいらっしゃいます。
【第5位】手鏡(女性用)

第5位に女性専用のプレゼントを紹介したのは、男性よりも女性利用者様の割合が多いデイサービスがほとんどだからです。
10年前と比べて男性高齢者もデイサービスを利用するのが普通になってきましたが、それでも全体の半数もいれば多い方ですね。
ここで重要な考え方が
女性はいくつになっても女性
つまり、お化粧をするのは若い女性だけの特権ではなくて高齢な方にもお勧めということです。
一応手鏡をプレゼントするメリットをまとめておきます。
- どこでもお化粧ができる。
- 持ち運びしやすい。
- 「お化粧」するために入浴を促しやすい。
- いつまでも女性らしく生きることができる。
- 自分に自信がつく。
- 高齢になっても利用者様に美しくなっていただける。

私も敬老の日のプレゼントで利用者様に手鏡を贈りました。
中には、次の利用日から使われている方もいらっしゃるぐらいです。
お化粧って年齢に関係なく女性にとっては「戦闘服」と同じなんですね。
まとめ


高齢者が喜ぶプレゼントのポイント
・高齢者の行動パターン、習慣を振り返る。
・高齢者が+αあると嬉しいものを想像する。
・あっても邪魔にならないものがベスト。
自分の欲しい物が相手の欲しいものだとは限りません。
相手の生活している姿を想像してプレゼントすると喜ぶものを想像しましょう。
コメント