結論:魅力的な職員紹介をしても、読者にとってはゴミ以下の価値しか持たない記事です。どうしても広報誌に職員紹介をする場合は無難に職員紹介をしましょう。
この記事の対象者
・介護施設で広報担当になった職員
・広報誌で職員紹介したい職員
・広報誌で集客や職員獲得をしたい広報担当者
です。
この記事を読むことで
・無難に職員紹介をするメソッドを獲得できます。
・上司からの指摘を少なくしてスムーズに広報誌の編集、発行する作業をすることができるようになります。
広報担当者の悩み
- 広報誌のネタがない。
- でも、魅力的な広報誌を作りたい。
- 上司に何度も広報誌の指摘をされて修正を何回もしている。
広報誌編集の担当になると誰もが悩む問題です。
上司に何度も指摘されて、修正しまくって、焦りながらなんとか広報誌を作成しても次の広報誌の取材を始めないと間に合わない時期になっている。
そんな状況は
とても地獄です。
そして、広報誌のネタって本当に考えるのが大変。
私としてはタブーとしていますが
最終的にネタとして
新しく入職した職員紹介をする
という手段があります。
職員紹介をするメリットは
- とりあえず、広報誌の紙面を埋めることができる。
- 早めに広報誌を作ることでその次の広報誌を早めに考えることができる。
- 当面、広報誌編集に関わる残業時間を減らせる。
職員紹介は広報誌としての魅力のない記事になってしまいますが、それ以外に魅力的な記事があれば職員紹介を入れるのも一つの手段です。
施設自体に魅力があって、他の記事を見て自分の施設に来てくれればそれで広報誌の目的を達成できるからです。
広報誌はあくまでも宣伝活動の一つ
大切なのは、一度その施設を訪れた人に「また来たい」と思ってもらえることです。
だから、広報誌のいいネタが思い浮かばなければさっさと作ってしまって介護サービスの質の向上に時間を当てた方が時間の使い方としては有意義です。
広報誌のネタ探しに時間がかかりすぎてしまうのは時間の無駄で。広報誌のネタとしては魅力的ではありませんが、「職員紹介」を記事にするのは紙面を稼ぐのに有効です。
広報誌に職員紹介は不要です。
広報誌に職員紹介のせるてはいけないのではなく、載せる必要がありません。なぜ、載せる必要がないのか理解をしておきましょう。
【理由】読者のベネフィット(知りたい施設の方法)ではないから。→新人職員の紹介は証明写真か卒業写真みたい。
では、介護施設の広報誌の読書が知りたい情報は何かというと・・・
- 利用者様がイベントに参加している時の様子。
- その施設でしか体験できないこと。(他施設との差別化に関する記事)
- 広報誌冒頭で記載する「はじめに」(その広報誌を読むと読者にどんな情報を知ることができるか)
- 親や祖父母がなじめる施設かどうか。
- 働いている職員の目は生き生きしているか。
介護施設の広報誌の想定読者の1人。
働く介護施設を探している就職活動中の人が知りたいのは働いている職員が喜びに満ちながら仕事を敷いているかどうかです。
しかし、職員紹介って証明写真か卒業写真みたいです。
もちろん、新人職員の笑顔の写真を使うこともありますが・・・・
利用者様と関わっている時の笑顔を見たいのです。
読者は・・・・・
とは言ってもどうしてもネタがなければ「職員紹介」を載せるのは一つの手段です。施設長挨拶や編集後記よりかは掲載する価値があります。
「職員紹介」よりも読者にとって魅力的な記事3選
ではここでもう一度、読者が広報誌で知りたい情報を確認してみましょう。
読者が介護施設の広報誌で知りたいこと
- 利用者様がイベントに参加している時の様子。
- その施設でしか体験できないこと。(他施設との差別化に関する記事)
- 広報誌冒頭で記載する「はじめに」(その広報誌を読むと読者にどんな情報を知ることができるか)
- 親や祖父母がなじめる施設かどうか。
- 働いている職員の目は生き生きしているか。
読者が知りたくない情報はただのゴミ記事です。
そして、読者は利用者(になる予定の人)だけではないということです。
利用者様意外にどんな人が介護施設に来るのか観察してみましょう。
こんな時は、記事に広報誌に職員紹介を記載しましょう。
介護施設の広報誌に職員紹介を載せるのはどんな時なんだろうか?
上司や施設長からの業務命令
どんなに無駄な記事でも上司や施設長の業務命令があれば載せなければいけません。
広報誌なんて所詮、施設のものです。
上司や施設長などから言われたら仕方ありません。
でも、作り直しするととても時間を浪費をすることになるので広報担当の直上司としっかりとコミュニケーションをとって修正回数をできるだけ少なくしましょう。
広報誌において1番のてきは上司や施設長なのかもしれません。私も、何十時間もかけて作った紙面を否定されて何度も作り直すという経験をしています。
考えたけど全くネタが浮かばない場合
介護職員が優先しないといけない仕事は
介護に関する仕事です。
- 日中の利用者様の介護。
- レクリエーション、イベントの企画、計画、実施。
- 送迎。
- 利用者様の施設内ケースカンファレンス。
- 来客の対応。
- 家族様への連絡。
もちろん、「経営」という観点から広報誌は重要です。
情報発信して、施設のことを売り込まなければ稼働率を上げることはできないからです。
しかし、それは通常の業務をきっちりとこなしていることが前提条件です。
広報誌は立派だけど、頻繁に利用者様を職員の介助ミスで転倒させているような施設は意味がありません。
どうしてもネタがなくなってきたら、広報誌で職員紹介をするのも仕方ありません。
職員紹介は最後の手段です。
元有名芸能人が入職した場合。聞いたことないですがねw
広報誌を作成する目的は、利用者様を確保して稼働率をアップさせることと職員を確保することです。
もし、職員紹介でこの2つを同時に満たせるのは
有名芸能人が新しく介護士として自分の施設に転職した時ぐらいです。
可能性は0ではないですが、限りなく実現するのが難しいと言えます。
芸能人が介護士になること自体珍しい事例だからですからね。
どうしても職員紹介をするのであれば読者にとって魅力のある情報を載せよう
広報誌での職員紹介をする読者にとってのベネフィットは数。
この場合の想定読者は「介護士になりたい人」です。
とはいえ、新人職員の顔は読者にとって「こんな人がいるのか?」という程度の印象しかありません。
あなたの介護施設で働きたいと思える新人職員の紹介で必要な情報が
人数です。
人数を情報発信することで
読者は
今年は13人も入職しているのか。
今度、施設見学してみる価値はあるかな。
と思わせることができます。
職員紹介で載せる内容
絢姉ぇ、ついに指名手配されちゃった?
失礼な。
職員紹介のイメージ図よ。
新人職員の紹介は施設の広報誌に載せなくても問題ないぐらいの重要度は低い記事内容です。
新人紹介の最大のメリットは広報担当者が広報誌作成にかかる時間短縮です。
最低限の情報だけで十分です。
広報誌の職員紹介で載せる記事内容
- 入職した職員数。
- 職員の顔写真。
- 所属部署
- 年齢
- 一言コメント
紙面全体のバランスも見ながら記事のレイアウトを考えましょう。職員紹介の記事は必要最低限の情報だけで十分です。
まとめ
まとめ
・介護施設の広報誌に職員紹介は必要ありません。
・上司からの業務命令、ネタがないときに限って職員紹介を記事にしてもいいです。
・読者にとって職員紹介のベネフィットは職員の数を知ることで働きやすい職場かどうかの客観的な目安になる。
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