
結論:送迎の前後で必ず車の周囲確認をしよう!!

この記事の対象者は
デイサービスの送迎で運転する職員
デイサービスのリーダー、管理者
送迎にで始めたばかりのデイサービス介護士
です。

この記事を読むと
・車両トラブルで困る前に送迎車を修理することができます。
・いつ、どこで、誰がつけたか分からない送迎車のキズ、ヘコミを少なくできます。
・送迎中の車両トラブルに対応できるようになります。
デイサービスの送迎って最初は怖いものの、慣れてくると利用者様の意外な一面を発見できたり家族様と利用者様の話で盛り上がったりと楽しいものです。
最初は運転に苦手意識がある人も、送迎を重ねるたびに「私って、頑張ればここまで運転が上手くなれるんだ」と自分が成長していることにうれしく感じますね。
ここであなたに質問ですが・・・

あなたは送迎の前後で、意識しなくても車にキズがないかどうか確認していますか?
「NO」と答えたあなたは幸運です。
なぜなら、今日から「車の周囲確認」をするようになるからです。
送迎の前後で車の周囲確認をしていないと・・・

あの、上司の笑っているのに凍りつくような目線を味わうことになります。
それだけでなく、送迎中に車がエンストしてしまったり交通事故をしてしまったり。
利用者様を怪我させてしまうことだってあるのです。
せっかく、デイサービスで送迎の楽しさもわかってきたのです。
1日の最後は

って言ってもらいたいですよね?
そのためには、車のトラブルを事前に防いで置くこと。
車をいつでも正常に動ける状態にしておくことは必須です。

車の周囲確認は、特別な車の知識がなくても誰でもできます。習慣にして、利用者様の笑顔をゲットしちゃいましょう‼︎
デイサービスの送迎の前後で車の周囲確認をしていますか?

この見出しをみて「あっ、私みてないわ」と思ったら、今日からはじめましょう。
車の外装に傷がないかどうかを確認するのに特別な技術はいらないからです。

えっ!?
送迎の前後で車の周囲を見てないんですか?
それ、だいぶヤバいですよ!!
送迎の前後で車の周囲確認をしよう!!


車の周囲確認は、送迎車への乗車前と降車後に運転手が車の周囲の状態確認をすることです。
- 送迎車のボディーにキズやへこみがないか。
- ブレーキランプ、テールランプ、ヘッドライトの電球が切れていないかどうか。
- 利用者様が送迎車に乗り込みをする際に使用する踏み台を乗せ忘れていないかどうか。
- タイヤの溝がなくなってきていないか。
- ドアの開閉に問題はないか。
5分程度で終わる、運転免許を持っていれば誰でも簡単にできる車両管理方法です。
「見る」だけなので、特別な工具や部品交換は入りません。
出発前後の車の周囲確認を習慣にするだけで利用者様に「安心」を提供できます。

送迎は運転する前から始まっています。
【理由】送迎車はデイサービスのデイサービスにとって「商売道具」

「送迎」がないとデイサービスに来れない利用者様がほとんどです。
車の外周確認をすることは、商売道具をいつでも使えるようにすることです。
- ブレーキランプや指示機などの電球切れで警察に検挙される。
- 利用者様・家族様に「ここのデイサービス大丈夫かな?」と不信感を持たれる。
- 施設の看板に傷がつく(評判が落ちる)
- 利用者様が乗降車するときに使う踏み台を破壊する。
- ドアが閉まらない状態で送迎に出てしまう。
- 上司があなたに「こいつ、送迎車でどこかに接触させたな」と疑われる。
- 安全運転に対する意識の低下。(車にキズがあっても気にならなくなる)
何の問題もなく送迎車が動いている時は車のキズすら気にならない。
でも、警察に検挙されたり、エンジンが途中で動かなくなったりすると「あの時、きっちり見ておけばよかったな」と思うものです。
車のトラブルをなくすには車のサインに「気づく」しかありません。
周囲確認は早く車のトラブルの元となるサインに気づくための作業です。

安全運転は「意識」が低下していると気づけなくなります。車の周囲確認は「安全運転」の意識を高められます。
【安心・安全は送迎車の見た目から】あなたはキズやヘコミだらけのタクシーに乗りたいですか?

デイサービスの送迎は利用者様に「安心・安全」を提供するサービスです。
当たり前すぎて、あなたもあまり意識していないでしょう。
送迎する側の時は、気にならなくても送迎される側になった時は気になるものです。
例えば、運転歴は30年の運転手。だけど・・・

少なくとも私は絶対乗りたくないです。
だって、途中で交通事故起こしそうなイメージがあるからです。

運転手が気にならないほどの車の小さな傷も、利用者様(乗る側)になると傷を見るだけで不安になります。
車のキズは利用者様に「交通事故」を連想させてしまうものと認識しておきましょう。

車に傷がないだけで、あなたの事業所のブランドイメージをあげることもできます。
デイサービスのブランドイメージって「安全・安心かどうか」が最優先されます。
高齢者の場合「危険だけど、楽しそうだから遊ばせてもらいに行こうかな」とはなりません。

送迎車は事業所の「看板」です。看板に傷がつくと事業所のブランドイメージにもキズがつきます。
車の周囲確認を習慣にすると新しくついた送迎車のキズに気付けるようになる。

送迎の前後で「車の周囲確認」を習慣にすると、新しい車のキズに気づけるようになります。
車のキズに気づいたら速やかに上司へ報告しましょう。
キズの大きい、小さいは関係ありません。
覚えのないキズを報告すると私が疑われそう。知らなかったで通してもいいのでは?

それすると余計にあなたが疑われます。
デイサービスの上司はあなたが都合の悪いこともマメに報告できるか人かどうかをみています。
もし、報告を怠り続けると・・・・

あの時の、上司の目は心まで凍りつくようでした・・・・
利用者様を喜んでもらうために、送迎しているのに上司から疑いの目で見られるのって面白くないですよね?
車のキズの原因がわからない時は「分かりません」と報告しても問題ありません。
車のキズに気づいてマメに上司に報告をしてください。


車の下に猫や子供が入り込んでる場合もあります。送迎時の車の周囲確認するのって大切ですね。車の周囲確認は1分程度のものなので、管理者の方はいますぐルール化してください!!
【いつでも動かせるように】送迎車の管理でおさえておくべきポイント5選
送迎の車は、普段動いている時は「故障」のことを考えません。
でも、車が故障してしまって動かなくなるとどうすればいいのか分からなくなるぐらい混乱します。
なので、早めに故障のサインに気づきたいところです。
そのためには、普段から車の状態を確認する必要があります。
ここでの車両管理は「送迎の前後でできる」車両管理を5つに絞って解説します。
- 車の周囲を回って送迎車のボディのキズ、へこみの状態を見る。
- タイヤが極端にすり減っていないか確認する。
- 車の下に猫や子供がないないか確認する。
- ガソリンのメーターを見て、送迎後給油が必要かどうか確認する。
- ルームミラー、サイドミラーも使って自分の車の周囲の安全を確保できたら出発。
- 燃料のメーターを見る(目安として燃料の残りが全体の1/4を下回っていたら給油の段取りをする)
- ※運転記録表に車の使用者の名前、走行距離、燃料計のメーター、車の使用用途、外出先を記入する。
- オイル交換、車検の時期を確認する。
- 送迎時に車から異音、違和感、異臭がなかったか振り返るう。
- 車内の忘れ物を確認する。
- 車の周囲を回って、ボディに新しくキズ・ヘコミがないか確認する。
- ヘッドライトやブレーキランプなどの電球が切れていないか確認する。
- 上記の確認をして送迎車の状態で気づいたことがあれば上司に報告する。
※運転記録表とは、送迎車の使用状況を振り返ることのできる記録です。誰が、いつ、どれぐらい送迎車を使用していたかを記録しているものです。「送迎」のあるほとんどの介護施設で送迎職員は送迎後に記録することを義務付けています。
車の周囲確認(車のキズ、ヘコミを把握する)

これは、送迎車への乗り込み前と降車後に必ず行ってください。
車の周囲確認をするメリットは
- 送迎車についている新しいキズ・へこみをすぐに上司へ報告することで自分の身を守れる。
- 送迎車の古いキズ・ヘコミを確認することで「自分はキズやへこみを増やしてはいけない」と安全運転の意識を高めることができる。
- 使用する前に車の異常(左の指示機が点滅しないなど)に気付ける。
- 車両不整備による警察の検挙を予防できる。(捕まらないということです)
- 施設の看板についた傷を早く補修することができる。
車の周囲確認の流れは
- (車から降りる)
- 車の周囲を歩く。
- 車のボディーに新しいキズ、へこみがないか探す。
- 以前からあるキズ、へこみを確認しておく。
- 車のボディーに新しいキズ・へこみがあれば上司に報告する。
- ブレーキランプやヘッドライトなどライト系の電球が切れていないか確認する。
- 車の下や周辺に猫や子供がいないか確認する。
- (車に乗車)
でも、送迎車って使うたびにどうしてもキズが増えるよね?
キズが多くなるとどれがいつできたキズか分からないよ。

そこで新しいキズ・ヘコミを見つけるポイントは
- 送迎車への乗降車の前後で車の周囲確認をする習慣をつける。
- 運転中に衝撃を感じたら、安全な場所に車を止めて車のボディーを確認する。
- 異音(ガリッという音など)が聞こえてきたら、安全な場所に止めて車のボディーを確認する。
- 車へ乗降車する前後で自分のスマホで車の周囲を撮影しておく。そして、ファイル管理する。

職場の「送迎マニュアル」に車の周囲チェックの項目があれば、そちらのやり方を優先してください。
ガソリン給油管理

ガソリンの給油管理に関しては運転の記録と合わせて確認しましょう。
(運転の記録の雛形)
使用者名 | 総走行距離(始) | 総走行距離(終) | 行き先 | 使用用途 | 燃料 | |
(例) | 櫻 絢音 | 10232km | 10240km | 大阪市内 | 送迎 | F ↑ E |
10240km | ||||||
この雛形のコピーを原本にして、コピーして印刷しようします。
コピーしたらファイルに挟んでいきます。
ほとんどのデイサービスではこの「運転記録」があります。
あなたの事業所ではどこにしまわれているのか確認しておきましょう。
次に給油の段取りとして
- 車を降車前に燃料メーターを見る。
- 残り一定数を下回ったら上司に報告する。(私の事業所は1/4を下回ったら給油しています)
- 給油の段取りをしてもらう。
- 送迎の運転手雇用の職員に給油してもらうor帰りの送迎で利用者様を全員送った後で給油する。
給油するタイミングは事業所によってルールが異なるので確認してください。
ちなみに私の事業所では1/4を下回ったら給油の段取りをするようにしています。
また、給油の段取りをするのが
- 上司
- 自分で
- 運転手雇用の職員
の誰がするのかも確認しておきましょう。
給油の段取りするの忘れてた!!

ということがあると・・・・・・

今から送迎なのにエンプティーランプが点灯してる。
と、すごーく不安な中で送迎をしなければいけません。
高確率で他の送迎職員が・・・・・。

給油のルール、給油のタイミングを報告する相手、給油の段取りを把握しておいてください。これらがひとつでも分からないと給油できません。ガソリンがない車は「ただの鉄屑の塊」です。
タイヤの状態確認

タイヤの状態が悪いと・・・
- スリップしやすくなる。
- パンクやバーストの原因になる。
- ガソリンがすぐに減る。
そして、事故や車両トラブルが多くなります。
タイヤが調子悪ければ車は走りません。
車が走らなければ送迎にいけません。
送迎にいけなければ利用者様はデイサービスに来られません。
デイサービスに来る利用者様がいなければあなたは失業するしかありません。
つまり
タイヤの整備不良を放置しておくことは、あなたの失業する確率が高くなるのです。
- 空気圧が減って、タイヤがペコペコになっていないか。
- タイヤの溝が減っていないか。
- タイヤが摩耗していないか。
- タイヤにキズがついていないか。
- ひび割れがないか。
- タイヤにひび割れはないか。
- タイヤのサイド部分が膨らんではないか。
オイル交換の時期

3000kmごとにもしくは3ヶ月に一回オイル交換します。
一般的には運転席の速度メーターの右サイド部分に次のオイル交換のタイミングのシールが貼られています。
そのシールにはエンジンオイルの交換の目安になる車の総走行距離が記載されています。

エンジンオイルを「まだいけるだろう」とほったらかしにしてると大変なことに・・・
下の動画で専門家が解説しています。

オイル交換しないとマジやばいっす。
車検の時期

車検をしないと、車に乗ることができません。
私の職場の送迎車も1年に一回「車検」があります。
そこで問題になってくるのが
代車があるかどうかです。
代車がないと・・・
- 少ない送迎車で送迎をしないといけない。
- 運転手が事業所に戻ってくる時間が遅くなる。
- 利用者様がゆったり送迎車に乗ることができない。
- 利用者様が帰宅される時間が遅くなってしまう。
- 送迎の計画を立てるのが困難になる。

代車があっても安心はできません。
- アクセルペダルの踏み具合。
- ブレーキペダルの踏み具合。
- ドアの開け方。
- ロックの解除の仕方。
- 速度メーターの見え方が違う。
- 給油口を開けるレバーの位置。
- 給油口自体の位置。
- サイドミラーの位置。
- 車椅子固定ベルトの使い方。
- 昇降するシートの使い方。

普段の送迎車とは使い方が違うということですね。あと、運転するときの感覚も変わる。運転の時の感覚に慣れるまでは、特にアクセル、ブレーキの踏み混みすぎないようにしましょう。
よくある送迎車両のトラブル

送迎車は「いろんな人」が使う施設の車です。その分送迎中に「車両トラブル」に遭遇しやすくなります。
ガソリンメモリを見るとエンプティーランプが・・・・!!

今から送迎に行こう。

車の周囲確認OK

ガソリンがほとんどない・・・
しかもエンプティーランプまで点灯してる。
出発前にガソリンがカツカツでエンプティーランプが点灯していたら、上司に報告して可能ならば別の車両に変えてもらいましょう。
難しければ、迎えに行く人自体を別の車両に振り分けてもらいましょう。
ただし、エンプティーランプが点灯しても日本車であれば1〜3L程度のガソリンは残っています。
なので10〜30km程度は走行可能です。
送迎中にエンプティーランプが点灯しても同様に焦らなくて大丈夫です。
- 焦らずに
- 利用者様を速やかにお送りした後で
- ガソリンスタンドに給油しに行く
ことができれば恐れることはありません。
日本車はエンプティーランプが点灯しても意外と長い距離を走れます。

そもそも、給油のルールを決めていたらエンプティーランプの恐怖に襲われなくてすむんですがね。
- ガソリンのメーターが1/4未満になったら「給油」の申し送りをリーダーにする。
- リーダーは給油の段取りをする。
- 運転手雇用の職員のスキマ時間で給油に行ってもらう。
- 帰りの送迎後で給油の必要な送迎車で送迎する職員に利用者様を全員送り届けた後に給油する。

送迎後、送迎車のガソリンメーターが1/4になったら申し送るというルールになっています。

ガソリンがないと送迎車はただの鉄屑です。ガソリンを給油するあなたの施設のルールをいますぐ確認しましょう。
送迎車を車検・修理に出すのに代車がない!!

基本的にはあなたの上司が送迎車を指定のディーラーに送迎車の修理や車検を依頼するときに代車も依頼します。
車が足りないとデイサービスは送迎しにくくなりますからね。
ただ、修理や車検のタイミングでディーラーに代車のストックがない場合があります。
そして、代車がない場合もあります。
そんな場合は他の車に振り分けて送迎を行うしかありません。
代車がないと、全体的に送迎時間に影響するので
- 迎え入れ・送り出しのヘルパーの入っている利用者様の送迎時間を確認
- 家族様からの送迎時間の指定確認
- いつもより送迎時間が10分以上早くなったり、遅くなったりする場合は家族様に連絡
しましょう。

代車がない時は代車がない状態でなんとかしなくてはいけません。そんな時は、優先順位をつけて送迎をするしかありません。私も何度かそのために送迎の調整をしていましたが、これが一番しんどいですね。
送迎車の昇降機が動かない!!
車椅子の方を送迎車に乗り込みしていただく時に必要な「昇降機」。
これが動かなくなると・・・
あー、どうしよう。昇降機が動かなくなった・・・。
やばい。まだ送迎途中なのにな。

- エンジンをオン・オフにしてみる。
- 昇降機の電源をオン・オフにしてみる。
- 車のシフトが「P」になっているか確認する。
- 車のサイドブレーキをかけているか確認する。
- 昇降機の説明書をみる。(車検証と一緒に車のダッシュボードに入っている場合が多いです。)
- それでも動かなければ、施設に連絡して応援してもらう。

実は、シフトを「P」ではなく「N」にしてたとか、サイドブレーキをかけていなくて昇降機の安全装置が働いて動かない場合もあります。
夏場のバッテリー上がり

冬場とは違い夏場は高温のためにバッテリーの消費が激しくなります。
キーを回してもエンジンがかからない。
しかもうんともすんとも反応しない。
これは完全にバッテリー上がりです。
バッテリー上がりの予防法は
- 最後に車の周囲確認をするときにルームライトなどがつけっぱなしでないか確認する。
- 半ドアになっていない確認する。
- エンジンを切る前にラジオとエアコンの電源をスイッチオフにする。
- オイル交換の時にバッテリーの弱り具合を調べてもらう。
- 万が一、送迎中にバッテリーが上がったら施設に連絡して別の車のバッテリーから電力を供給してもらう。

もし送迎中にバッテリーがあがったら。
特徴
- スーパーコンデンサなので短時間でエンジン復活できる。
- 耐寒、耐熱性のために外気温がー40℃〜70℃でも使用可能。どこでも使用できます。
- スーパーコンデンサを搭載なので、20年以上の長寿命で100万回以上使用できるので経済的。
【使用方法】
- 赤いプラグをバッテリーの+極につなげ、黒いプラグをバッテリのー極につなげる。
- ブザーが0.5秒なると自動的に充電が開始される。完全に充電されたら再びブザーがなる。
- 電源ボタンを押すと、10秒間放電カウントが開始。
- カウントダウンが終了し、ブザーが鳴り続いたらエンジン使用可能。

これなら、私でも簡単に使用できそう!!万が一の時のために車に積んでおくと安心だわ。
まとめ


送迎車両管理するポイント
・送迎の前後で車の周囲を回ってボディーにキズ、へこみがないか確認する。
・タイヤがすり減っていないか確認する。
・ガソリンメーターが1/4未満になったら給油の段取りをする(申し送る)。
・オイル交換を3000kmごとあるいは3ヶ月ごとにしないとエンジンが大変なことになる。
・車検時期の把握とその間の代車をディーラーに依頼する。
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