結論:助手で送迎に出ている間に運転手の動きを予測しよう。
デイサービスの送迎業務に最初に任されるのが「送迎助手」の仕事です。
運転しないから、ただ車に乗っているだけでいいや♪
と思っていると・・・
琴音さん、時間押してるから早く動いて!!
申し訳ございません!!
送迎がてんてこ舞いになります。
送迎助手がやらないといけない仕事(ほんの一部)
- 利用者様、家族様とのやりとり。
- 運転手の運転補助。
- 利用者様の荷物管理。
- 送迎車への乗り込み介助。
- 上司への報告
送迎助手の仕事は運転手のサポートと送迎に関わること全てです。
限られた時間で安全かつスムーズに送迎業務ができるかどうかは助手であなたにかかっていると言っても過言ではありません。
最初は置物でも仕方ありませんが、助手業務をこなすたびに助手力を上げなくてはいけません。
助手力は送迎の基本スキルです。
助手力を上げるためのスキルってどんものがあるの?
- 利用者様を安全に送迎するスキル
- 家族様の依頼を事業所に申し送るスキル
- 運転手と連携プレーができるスキル
- 交通事故や利用者様の突発的な体調不良などのイレギュラー(いつもと違う状況)があっても問題解決できる力
- 利用者様や家族様の行動を先読みできる力
助手力が上がると・・・
新人介護士のあなたが先にやらないといけないのは「送迎の流れの把握」です。
運転手も送迎の流れを意識して動いています。
だから、送迎の流れを意識するのは運転手の動きを予測することになります。
あとは運転手の個性に配慮するだけ。
運転手の動きを予測して先回りできるようになると、あなたの動きに感動されます。
琴音さんが助手の時が一番送迎楽だわ!!
絢音さんに褒められて嬉しい❤︎
助手力を上げると運転手が楽になるだけでなく、あなたが「ひとり送迎」する時にも楽にできるようになります。
「ひとり送迎」する時のことを想定したトレーニングのつもりで送迎助手に携わるとすぐにあなたは職場にとってなくてはならない存在になれます。
【運転手の動きをカンタンに予測!?】送迎助手の流れを覚えよう!
送迎の助手力を上げる前に準備することがあります。
それが送迎の流れの把握です。
つまり「このタイミングであなたは何をすべきか?」です。
助手の動きは運転手の動きに合わせないといけないので、全く同じ送迎でも運転手や送迎時の状況が変わればあなたの動きも変えないといけません。
しかし、送迎の基本的な流れはほぼ変わりません。
送迎の流れを把握すれば、あとは細かいところを把握するだけでOKなんです。
送迎助手の流れ
- 送迎一覧表を見て自分の送迎先と運転手を確認する。
- 送迎先の申し送りや送迎での決まり事(出発前に連絡するなど)を確認する。
- 家族様にお伝えしないといけないことを確認する。
- 運転手と送迎の段取りや申し送りを打ち合わせ(情報共有)。
- 送迎時に事業所から持参しないといけない持ち物(事業所の車椅子や雨天時のカッパなど)を確認する。
- 乗車前の車両周囲の確認。
- 出発
- 利用者様宅に到着。
- 家族様からの申し送り確認。
- 利用者様を送迎車に乗車していただく。
- 利用者様の荷物を積み込む。
- 移動時間中に利用者様の連絡帳の中身を確認。
- 車両の周囲確認をする。(※踏み台の積み込み忘れに注意!!)
- 次の送迎先を確認して、出発する。
- 利用者様をデイフロアまでご案内。(待機職員がいれば託す)
- 利用者様の荷物を降ろす(所定の場所へ)
- 送迎車内に利用者様や荷物が残っていないか確認する。
- 送迎車両の周囲確認をして、送迎前になかった傷がないか確認する。(あれば、速やかに上司へ報告する。)
送迎は決まった時間でこれら全てのことを終わらせないといけません。
運転手も時間内に送迎を完結させることに全力しています。
まずはこの流れを覚えていきましょう。
この流れを覚えるコツは「送迎助手の流れ」の部分を印刷して、送迎時持参してください。
今、どこの部分か確認しながら助手業務を進めてください。
ちなみに私は、この流れをメモ書きしたものを見ながら助手業務をやっていました。
送迎の流れがわかっていたら、あとは利用者様個別の申し送りを覚えるだけです。体に覚え込ませましょう!!
助手の業務力をアップさせる3ステップ
デイサービスには欠かせない仕事の送迎業務。
新人介護士でいきなり運転させられるわけではありません。
その前に、携わるのが送迎助手の仕事です。
新人介護士が送迎助手を任せられる理由
- 送迎先の道順が分からない。
- 利用者様の名前と顔が一致していない。
- 運転手のサポートをすることで送迎の流れを覚える。
- 送迎中に発生した問題解決の方法をマスターしてもらう。
- 個別対応(利用者様それぞれの送迎でやらないといけない細々としたこと)を覚える。
デイサービスの送迎業務は運転より寧ろ助手業務の方が多くて、間違えるとクレームになるものもあります。
送迎の助手を携わっている間に「一人送迎」でも不安要素をできるだけ取り除くのが新人介護士の目標です。
ゴールは一人送迎だよ❤︎
不安要素を取り除く簡単な方法が「運転手の動きを観察」することです。
観察することで送迎業務であなたがしないといけないことのトレーニングをしましょう。
送迎助手の時に運転手の動きから学ぶこと
- 運転手はいつもどのような動きをしているのか?
- なぜ、その動きをしたのか?
- 利用者様や家族様の反応(表情や言葉)はどのようなものか?
- 結果、送迎は時間通りにできているか?
- イレギュラーがあったときにどのようにして修正しているか?
ベテランの送迎職員でも予定通りにいかないことが多々あります。
問題が起こった時、予定通りに行かない時に「自分ならどうするか」考えながら助手業務に携わると助手力が早くアップします!
送迎は助手力が命です。
送迎での助手力をアップさせるには3ステップあります。
- STEP0送迎に出るまでに・・・送迎の手順をおさえる。
- STEP1ベテラン運転手、上司かリーダーの助手送迎のプロフェッショナルのマネをする
- STEP2ひとりで送迎に出るときに困らないように送迎の助手を初めてから6カ月は自分だけの日記をつける。
- STEP3フィードバックしてもらう上司や先輩介護士と送迎に出る時は、最後に「フィードバックしてください」とお願いする
これができれば、送迎中に問題が起きてもパニックになることなく涼しい顔をして解決できるようになります。
【ステップ1】最初はベテラン運転手か上司の助手業務をする。
助手力をアップさせる3ステップ
運転手のタイプ別支援の方法
デイサービスで働き始めて最初の方は上司が運転手の助手になります。
ここで、あなたがすべきことは「指示通り」に動くことです。
気を利かせて上司が言ってることと違うことはしないことです。
一見、あなたが「こうした方がいいんじゃないの?」と思うことにも理由があります。
「あれっ」と思ったことは上司に尋ねてみましょう。
絢音先輩、朝のお薬がカレンダーに残ったままですがいいんですか?
あれは、偽薬(嘘の薬)なのよ。
ひろしさん、朝のお薬飲まないとスイッチ入るから仕方なく入れてるのよ。
飲み忘れていたら日中に家族様が処分してくれる約束になってるからそのままでいいわ!
偽薬って何!?
文字通り嘘の薬です。本当は必要がないのに、お薬を飲まないと不安になる認知症高齢者がいます。場合によっては、「デイサービスに行かない」と言われる利用者様もいます。偽薬を飲んでいただくことで不安を解消します。偽薬の内容はビタミン剤など飲んでも飲まなくても害のないものを服用していただいています。
ステップ1でのゴールは「送迎業務の流れを把握する」です。
上司の送迎助手になるメリット
- 送迎業務になれることに集中できる。
- 利用者様の自宅までのルートをなんとなく知ることができる。
- 送迎時間がギリギリの時にどうやって時間短縮できるか参考にできる。
- 助手業務の流れを見て学ぶことができる。
- マネをすればそのまま使えることが多い。
- フィードバックしてもらいやすい。
実は運転手によって助手に言うことが違うことがあります。
長年の経験であったり、マニュアルの解釈であったり。
上司は現場のルールで決まったことを原則にあなたに指示を出します。
後から、実はそのやり方は違うと言うことが少ないのです。
上司の行動に「なぜそうしたのか?」を追求しましょう。
送迎の原則は時間通りに進めること。
そのために、上司はどんな動きをしているのか観察しましょう。
実際には予定通りにいかないこともあります。
そんな時の対処法も観察してください。
助手で送迎に出る前に、あなたの職場での送迎のルールを確認しておきましょう!!
【ステップ2】自分が運転手になった時のことを考えて助手の業務をする。
助手力をアップさせる3ステップ
運転手のタイプ別支援の方法
送迎の助手業務に慣れてきたら「一人で送迎」に出る時のことを考えます。
助手業務に慣れていると判断する基準
- 送迎の準備で何をしないといけないかわかっている。
- 次の送迎先でやることが分かっている。
- 利用者様の名前と顔が一致する。
- 今、送迎の時間が遅れているかどうかが分かっている。
- 何となく、次の送迎先の道順が分かっている。
- ある程度、送迎先での個別対応が分かっている。
完璧でなくてもいいので、これぐらいの程度のレベルになれば「送迎に慣れている」と判断して良いでしょう。
問題が発生しても、送迎助手の間は運転手と協力して解決すればOK。
でも、いざ一人送迎をするようになると自分の力だけで解決しなくてはいけません。
送迎業務に慣れてきたら把握しないといけないこと。
- なぜ、そのルートで送迎するのか?
- 送り出しのヘルパーとのやり取り。
- 自宅に到着してから送迎車に乗るまでに助手がしないといけないこと。
- 車を発進させる前に確認しないといけないこと。
- 車内での利用者様の様子をどのタイミングで確認しているか。
- 利用者様の様子確認をするポイント。
- 各利用者様の荷物。
- 利用者様同士の相性。
- 初めての送迎で確認しないといけない情報。
- 問題が発生した時の解決する手順。
特にイレギュラー(いつもと違うこと)が起きた時は、上司がどのように解決しているか見ておきましょう。
ここで重要なのは、上司が何を考えているのか予想すること。
ベストタイミングで運転手である上司のサポートができるように慣れば、いつでも一人送迎ができるようになります。
このステップの間に全ての疑問を解決しておきましょう。
【ステップ3】上司、先輩介護士からフィードバックしてもらう。
助手力をアップさせる3ステップ
運転手のタイプ別支援の方法
これはステップ2と同時進行です。
フィードバックしてもらうメリットは不安なく一人送迎できる日が早くなることです。
なぜなら、フィードバックの内容は上司が今まで苦しい思いをして学んだことだからです。
マメな方であれば、上司の方からフィードバックしてもらえます。
ただ、上司は基本的にはあなたの成長だけのサポートだけが仕事ではありません。
つまり忙しいのです。
あなたから上司に積極的にフィードバックをお願いすると、立派な送迎職員になる日が早くなります。
フィードバックしてもらう一例
- 自分のどの動きをどのように改善すれば利用者様の乗り込みの時間を短縮できるか。
- 移動・移乗介助で危険な箇所はないか。
- 送迎で疑問に感じた場所。(例:昼間独居の利用者様で自宅の鍵をなぜそこに置いておくのかなど)
- 家族様への対応で良かった点、改善した方がいい点。
でも、上司が忙しそうでフィードバックしてもらうタイミングが分からない。
そんな場合は、業務終了後に時間を取ってもらいましょう。
絢音さん、業務終了後に5分ほど今日の送迎の振り返りをしてもらっていいですか?
分かったわ!!
フィードバックをしてもらうときに注意すること
- 必ず、疑問や感想を上司に伝えられるようにする。
- 疑問や感想は短くて分かりやすいようにまとめる。
- フィードバックでもらったアドバイスは必ず実行する。
- 上司のフィードバックが始まったらメモとペンを必ず取り出す。
- 最後に上司にお礼を伝える。
特に重要なのは「上司のフィードバックが始まったらメモとペンを必ず取り出す。」です。
フィードバック前にメモとペンを準備するだけであなたの評価は上がります。
絢音さん、今からフィードバックしてもらっていいですか?
うん大丈夫よ!!
あっ、ちょっと待ってください。メモとペンを準備します。
お願いします。
(この子、私のアドバイスを真剣に聞こうとしてくれてる。)
(送迎中に困ったことがあったら、いつでも助けてあげられるようにしてあげよう!)
フィードバックで重要なのは上司との信頼関係。
一人送迎するのようになってから解決困難な問題が発生したら、すぐにあなたを助けてに来てくれます。
困った時に助けてくれる人がいるって思うだけで、送迎の不安は大幅になくなります。
【人によって言うことが違う!!】タイプ別運転手の支援方法
助手業務に慣れてきたら運転手の個性に合わせて助手のやり方を変えていきましょう。
なぜなら、車の運転は運転手の考え方や価値観が現れるからです。
「言っていることが人によって違う」問題も過去の事故歴や生き方に運転方法が影響しています。
同じ送迎先に行く場合でも運転手によってやり方、考え方が違います。
送迎のやり方が違う例
- 送迎のルート
- どの利用者様にどの座席へ座ってもらうか
- 積極的に介助するかどうか
- 車椅子介助の方法
- 利用者様、家族様との関わり方(言葉遣いなど)
- 送迎ルールを守りながら仕事をしているかどうか
- 運転の丁寧さ
基本的には、運転手の個性に合わせて助手のやり方も変えてOKです。
ハンドルを握るのは運転手。
運転手の心身の状態で安全な送迎になるかどうかが左右されます。
助手の1番の仕事は運転手の動きをサポートすることです。
ただし、交通ルールや送迎マニュアル(職場で決まっているルール)に反しない限りです。
今回は運転手を3つのタイプで分けてみました。参考にしてください!!
【ケース1】ベテラン運転手(運転手雇用)の助手。
助手力をアップさせる3ステップ
運転手のタイプ別支援の方法
デイサービスでは、送迎の運転だけのために雇われた職員(ここではベテラン運転手とします)がいます。
介護は未経験でもドライバー歴は数十年以上のベテランです。
デイサービスで働いているベテラン運転手の特徴
- 定年退職後パートで働いている。
- 役職についていたこともある
- 60代以上
- 男性
- 現役時代はバリバリ仕事をしていた
- 管理職で部下を何人も抱えていた
- 自分なりのこだわりが強い
かなりの自信家が多いのがベテラン運転手の特徴です。
悪い言い方をすると「超プライドが高い」です。
場合によっては、交通ルールや職場の送迎マニュアルを無視することもあります。
私たちより体の弱い高齢者を乗せている車で交通ルールや送迎マニュアル違反は怪我や死亡に直結する行為です。
でも、指摘すると「そんなこと分かってるわ」と怒鳴ってくる運転手さんもいます。
初めてベテラン運転手の助手になる場合は、上司にその運転手の特徴と注意点を聞いておきましょう。
もし、送迎中に問題があれば上司に報告しておきます。
ベテラン運転手と送迎に出る時の注意点
- 施設のルールを無視しそうになる→やんわり伝える。(これって施設のルールで禁止されてませんでしたっけ?)
- たまに、運転が乱雑になる場合がある。→クッション言葉を使って伝える(ごめんなさい。私、乗り物酔いしそうです。できれば、もう少しゆっくり運転してもらえると嬉しいのですが・・・)
- 利用者様と馴れ馴れしく会話することがある。→上司に報告するのが無難(運転手の〇〇さんが・・・・)
信号無視など、事故に直結することはすぐに指摘します。
会話が馴れ馴れしいなど、すぐに事故には直結しないけど接客業として不味いことも基本的にはすぐに指摘するのがベストです。
ただ新人介護士がベテラン運転手に指摘するのは勇気のいることです。
少なくとも絢音が新人介護士の時代にはできていませんでした。
そんな場合は、送迎後に上司に報告しておきましょう。
運転手の様子については都度、上司に報告しておくと無難です。上司も気付いていないことがあります。
【ケース2】上司、先輩介護士の動きを観察してマネする。
助手力をアップさせる3ステップ
運転手のタイプ別支援の方法
上司や先輩の助手をするとき、他の状況での送迎とは明らかに違う点があります。
それは、「あなたを試している」点です。
えっ、私試されていたの!?
上司、リーダーが試していること
- 運転手の動きを観察しているか。
- 分からないことを「分からない」と言えるかどうか。
- 送迎の予定を把握しているか。
- 利用者様や家族様からの依頼ごとで、その場で判断できないことを持ち帰ることができるか。
- 上司やリーダーがあなたに「どこまでを具体的に指摘しないといけないか」
上司や先輩は送迎中に全てのことをあなたがこなせるとは思っていません。
だから、細かく指示を出していきます。
まずは上司や先輩が何を言っているのか耳を傾けましょう。
送迎業務に慣れてきたら、なぜその指示をしたのかを考えましょう。
なぜ、上司や先輩はその指示を出したの?
- それをすることで、利用者様の安全を確保できる。
- 家族様とのコミュニケーションを取るために。
- 自分や仕事場の仲間の身を守るため。
- 万が一のことがあっても適切に対応ために。
- 自宅の環境をクリアして送迎をスムーズにするため。
送迎は予想していないトラブルが起こりやすい状況です。
上司やリーダーもかつてそのトラブルに悩んだことがあります。
そのトラブルに適切に対応できるように助言しています。
(例えば)
琴音さん、次の〇〇さんの自宅に入ったらお薬カレンダー見てくれる?
はい、分かりました‼︎
あれ!?〇〇さんの自宅には、家族さんがいてるのにどうして何だろう?
おはようございます。
〇〇さん、お薬カレンダー確認しますね。
あれ?お薬飲めてないわ。
奥さんでは○○さんのお薬を管理できないのね。
送迎は時間との勝負。
上司は常にあなたに丁寧に指導できるとは限りません。
最低限の言葉だけで指示を出す場面も多々あります。
上司や先輩の言葉以外のメッセージも読み取れるようになると助手力が上がります。
上司や先輩の言葉以外で読み取るべきメッセージ
- 視線
- 体の向き
- 声のトーン
- 表情
- いつもの動き
これらのコミュニケーションは「非言語的なコミュニケーション」と言って、レベルの高い技術です。
普段から上司との会話の時間を大切にすることと、送迎時の上司の動きをマネしてください。
そうすることで上司や先輩の考え方、価値観に気づくことができます。
これが、運転手の動きに先回りして安全でスムーズな送迎業務を実現することができます。
上司や先輩のマネは成長の近道なんです‼︎
【ケース3】同僚、後輩の助手は一人送迎の時と同じように。
助手力をアップさせる3ステップ
運転手のタイプ別支援の方法
同僚、後輩の助手は「自分一人で送迎する」時を想定してください。
助手レベルとしてはあなたとあまり変わらないからです。
特に送迎に慣れたきた頃が危険です。
送迎に慣れてきた同僚や後輩の運転が危険な理由
- 「自分は運転が上手い」と思って慢心しやすい。
- 「これぐらいのルール違反は問題にならない」と送迎を甘く見る傾向がある。
- 介助や運転の時に確認ミスで事故を起こしやすい。
- 危険予測がベテラン運転手や上司と比べると甘い。
- いつもとは違うことが起こると動揺しやすい。
- トラブルが起きても解決できない。
送迎の運転に自信が出てきたけれど、運転経験が浅い。
そのために、判断が甘くなりやすいです。
同僚や後輩の運転に任せたままにしておくと大きな事故につながりかねません。
同僚、後輩が運転手の時にできる支援
- 送迎前に送迎先とルートを運転手に確認する。
- ルール違反があればすぐに指摘する。
- 危険だと思う運転も指摘する。
- 運転手としてナイスな判断をしたと思ったら「さすがわ〇〇さんですね」と褒める。
- 助手でも自分も運転しているつもりで安全確認をする。
送迎は運転手、助手で一つのチームです。
助け合って送迎業務を行いましょう。
いつもと違う状況があれば、上司に連絡して指示を仰ぎます。
同僚や後輩の助手をそつなくこなせるようになると、一人送迎は余裕です。
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