【新人介護士でも知らないとヤバい】利用者様の命や体の自由を奪う入浴事故ワースト5

入浴介助
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櫻アリス
櫻アリス

結論:利用者様の「見守り」が入浴事故を防ぐ鍵です。

デイサービスで大きな仕事の一つが入浴介助です。

でも、新人介護士さんが入浴介助する時に

  • 介助ミスしたらどうなるんだろう?
  • もし、入浴中に事故起こしてしまったらどうすればいいの?
  • 事故が起きたら落ち着いて行動できるだろうか?

という不安を持っていませんか?

その不安を持っているのは正しくて

よくある事故のタイミング

  • 目を離したすきに
  • ものを撮りに行こうとして
  • 別の利用者様を介助している間に

一瞬の隙が、ちょっとした油断が・・・・

利用者様や家族様は「デイサービスで入浴すれば気持ちよくて、しかも安全だ」と思っているのに・・・

そのデイサービスで入浴事故が起きてケガをさせたり、死亡させたりしたら・・・

お詫びしても仕切れないです。

どれだけ対策を立てて実行しても入浴事故を0にすることはできません。

でも、よくある事故を理解することで、事故が起きる確率を限りなく0に繋げることはできます。

それだけでなく、万が一入浴事故が起きてもケガを最小限にして利用者様の命を助けることもできます。

この記事を見ることで理解できること
  • デイサービスでよく起こる「入浴事故」の種類
  • 多発する入浴事故の対策
  • 万が一、入浴事故が起きてしまった後の利用者様のケアとその後の流れ
高齢者は元気そうに見えても、体は弱いんです!!

初任者研修や介護福祉士のテキストも入浴事故のことは乗っていますが、とにかくわかりにくい!!

この記事では、事故の状況をイメージしやすくするために図解を多く使って解説しています。

櫻 絢音の実績
  • デイサービスで10年以上介護士の経験
  • 社会福祉士
  • 介護福祉士
  • 新人介護士に入浴介助の指導経験あり
介助スキルのアップはゆる〜く介護士をやるのに不可欠です。

温故知新。

過去の入浴事故を研究するのが、事故を防ぐ近道になります。

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  1. 【介護士なら知らないとヤバい】デイサービスで多発する入浴事故ワースト5
    1. 安全なはずの入浴サービスが一転!?死亡事故に!!
    2. 【ワースト1】溺れる
    3. 【ワースト2】やけど
    4. 【ワースト3】表皮剥離
    5. 【ワースト4】申し送りの未確認
    6. 【ワースト5】転倒・転落
  2. 【介護士なら知らないとヤバい】入浴介助中の事故対策【3つの共通点】
    1. 【入浴事故対策の共通点1】見守り
    2. 【入浴事故対策の共通点2】システム化された確認作業
    3. 【入浴事故対策の共通点3】環境を整える
  3. 新人介護士でも簡単にできる!!【入浴の種類別】事故を防ぐ個別対策
    1. 一般浴の事故対策
      1. 【一般浴の事故対策①】湯温の確認
      2. 【一般浴の事故対策②】室温(脱衣室、浴室)の調整
      3. 【一般浴の事故対策③】入浴時間の管理
      4. 【一般浴の事故対策④】主治医や家族様からの指示を守る
      5. 【一般浴の事故対策⑤】利用者様の見守り【変化を気づく】
    2. 特浴【機械浴】の事故対策
      1. 【特浴の事故対策①】車椅子、ストレッチャー、シャワーキャリーを使うときはストッパーの確認をする。
      2. 【特浴の事故対策②】湯船に浸かる前にシートベルトの確認
      3. 【特浴の事故対策③】利用者様の体格に合わせて水位調整する
      4. 【特浴の事故対策④】ストレッチャー上で介助するときは柵を確認する。
      5. 【特浴の事故対策⑤】定期的に業者に点検してもらう!!
  4. それでも入浴介助中に事故では、スピードでデッド・オア・アライブ【迅速な入浴事故後の動き】
    1. 意識がない、大きな外傷がある場合
    2. 意識消失など重大な状態ではない場合(一般)
  5. まとめ

【介護士なら知らないとヤバい】デイサービスで多発する入浴事故ワースト5

入浴場は

  • 服を着ていない
  • 床が濡れている
  • 体の動きがある

体に負担がかかりやすく、無防備な状態です。

しかも、高齢者は私たち介護士が思っている以上に傷つきやすく、体が弱いです。

ちょっとした油断や隙が重大な事故になります。

どの入浴事故も命に関わる重大な事故。

しかも、デイサービスでよくある事故です。

ニュースになる場合もあります。

櫻絢音
櫻絢音

どれも利用者様の命に関わる深刻な事故です。

安全なはずの入浴サービスが一転!?死亡事故に!!

自宅にお風呂場があるのに、高齢者がデイサービスに通ってまで入浴する理由。

それは、死亡事故のリスクが高いからです。

平成28年の時点では、すでに交通事故で亡くなる人より自宅のお風呂場で亡くなる方の方が多くなっています。

家族様が利用者様にデイサービスで入浴してもらいたいと思っている理由
  • 介護の知識、技術不足。
  • 安全に入浴するための設備がない。
  • 入浴中、常に利用者様を見ることができない。
  • 入浴中に意識をなくしたら「私だけで対応できるか不安」
おばあちゃんにデイサービスで入浴してもらえたら安心だわ!!

デイサービスの入浴中に事故が起きるのはこの期待を裏切ることになります。

場合によっては、利用者様が亡くなることさえあります。

もちろん、損害賠償とか営業停止とか・・・

家族様への補償とか社会的なペナルティーの問題もあります。

それよりも1番の問題が「家族様の信頼を裏切る」ことです。

そうならないように、失敗から学ぶのが入浴事故を防ぐ近道になります。

櫻絢音
櫻絢音

今回は深刻度の順でよくある入浴事故を紹介します。

【ワースト1】溺れる

この事故の最大の原因は、「介護職が利用者様から目を離す」ことが最大の原因です。

デイサービスの場合、複数の利用者様を同時に介助をしないといけない場合があります。

ちょっと目を離したすきに、溺れて亡くなっていたというケースが多いです。

デイサービスで溺れた事例(朝日新聞デジタルHPより引用)

通所介護施設で2019年1月末、96歳の女性利用者が入浴中に溺れて死亡する事故が起きていた。女性は1月31日正午前、職員の介助で、車いすに座った状態で利用できる浴槽に入った。入浴の際は職員が付き添わなければならなかったが、他の利用者も気になって浴室を離れたという。別の職員が約2分後に浴室を見たところ、女性は顔が浴槽内のお湯につかった状態で、ほぼ意識がなかったという。女性は搬送先の病院で死亡した。

https://www.asahi.com/articles/ASM3L3PXDM3LOIPE00N.html

一般浴だけでなく、特浴も溺れてしまう可能性があります。

特浴には、シートベルトや水位を調整する機能がありますがそれはあくまでもサポートとしての機能です。

最終的には介護士の目で確認して調節しなければいけません。

特浴でも溺れてしまいやすい利用者様の特徴

  • 血圧が正常値だが、変動している。
  • 体重が軽い。
  • 脳梗塞で片麻痺。
  • 湯船に浸かっているときに足を上げようとする。
  • 座位が安定しない。

溺れないようにするための1番の対策は見守りです。

利用者様の血圧や座位が安定しないなど、体調がよくないと思われる時はその日は入浴中止するのも事故防止の対策になります。

櫻絢音
櫻絢音

バイタルが安定していても、介助するのに不安要素がある場合は看護師に相談しましょう。

【ワースト2】やけど

これの対策は湯船に浸かる前に湯温を確認することです。

湯温の確認

  • 設定温度を確認する。
  • 浴槽内の温度を測る(温度計)。
  • 湯船に浸かる前に介護士の手でも確認する。

お風呂の給湯器も機械なので故障することがあります。

湯温を40℃に設定したのに、実際には45℃もあったら利用者様が確実にやけどしてしまいます。

介護自身の手でも湯温を確認することで、万が一給湯器周りが故障していても利用者様のやけどを防ぐことができます。

櫻絢音
櫻絢音

あなたの手は最後の「セーフティネット」ですね。

【やけどの深さ】

一般社団法人 日本形成外科学会HPより引用(https://jsprs.or.jp/general/disease/kega_kizuato/yakedo/yakedo.html)

【やけどの症状

 Ⅰ度Ⅱ度Ⅲ度
損傷レベル表皮より浅い表皮、真皮皮膚全層・皮下組織
症状(外見)赤み(充血、発赤)水疱(水ぶくれ)乾燥(黒色、白色)
症状(自覚)痛み、熱感(熱い)痛み(損傷レベルが深くなるにつれて痛みが減少)無痛、感覚なし
治癒期間数日1~4週間1ヶ月以上
傷跡残らない残る場合と残らない場合がある残る
一般社団法人 日本形成外科学会HPより引用(https://jsprs.or.jp/general/disease/kega_kizuato/yakedo/yakedo.html)

デイサービスで入浴された高齢者がやけどで亡くなられる事故も起きています。

デイサービスの入浴中にやけどで亡くなれる事例(朝日新聞デジタルHPより引用)

2016年4日午後1時40分ごろ、「高齢の女性が入浴中にやけどした」と119番通報があった。入所者の女性(97)が下半身全体をやけどし、病院に運ばれたが約9時間後に死亡した。4日午後1時25分ごろ、男性職員(37)が女性の入浴を介助し、電動リフト式入浴装置で浴槽に入れた。直後に女性が手足をばたつかせ、引き揚げたという。

https://www.asahi.com/articles/ASJ8554BZJ85PXLB00B.html

【ワースト3】表皮剥離

年齢を重ねると皮脂成分の分泌が減ってきます。

そうすると、肌のバリアが弱くなってきます。

しかも皮膚自体が薄くなってくるのです。

つまり、高齢者のお肌は傷つきやすくなります。

ちょっとした接触でも利用者様は表皮剥離(皮膚が剥がれて出血する)しやすくなります。

体を洗うときに強く擦りすぎたり、爪が利用者様の肌に触れるだけでも表皮剥離させることになります。

利用者様の肌を傷つけてしまうもの・こと

  • 衣服や紙おむつの摩擦
  • 爪との接触
  • 強く擦りすぎる
  • 不十分な肌観察
  • 指輪などのアクセサリー類

介助中はもちろんですが、介助前に利用者様を傷つけるものを身につけていないか?爪は長くなっていないか?介護士自信のお手入れもしておきましょう。

アクセサリー類は介助に必要ないので外しておく方が無難です。

施設によっては、仕事中に結婚指輪も外さなくてはいけないところもあるぐらいです。

高齢者の起きやすい肌トラブル

  • 絆創膏や粘着テープ等の刺激でかゆみがある。
  • 常に皮膚がかさついている。
  • 体を洗った後、肌がつっぱっている。
  • 摩擦・ずれの多い部分がざらつき、皮がむける。
  • 寝具やシーツにフケのようなものがポロポロとはがれ落ちる。

入浴中の事故を起こさないためには利用者様の見守りが必要です。

利用者様の変化に気づくことです。

入用前の肌観察は、入浴中の事故を防ぐための利用者様からもらう情報です。

入浴前にスキンチェックはできていますか?

櫻絢音
櫻絢音

「表皮剥離」だけに注目するではなく、肌の状態を観察して下さい。

【ワースト4】申し送りの未確認

同じ利用者様でも日々体の状態は変わります。

昨日はお元気でも、今日は咳き込んでいる。

あるいは、歩行するときに足がなかなか進まない。

それを知るきっかけが「当日の申し送り」なのです。

さらに、家族様や利用者様からあなたにやって欲しいこと(あるいは、やってほしくないこと)も書かれています。

申し送りの確認を忘れると・・・

  • 昨日パーマ当てたのに、先発してしまう。
  • 風邪気味で今日は入浴してほしくないと家族様は希望しているのに入浴させてしまう。
  • 足のかかとに表皮剥離があって主治医から入浴時にビニール保護の指示が出ているのに入浴してしまう。
  • 血圧が安定していないのに入浴させてしなう。

深刻度は家族様に謝れば済む問題から利用者様の命にかかわる発展する問題もあります。

一つ言えることは、申し送りの確認を忘れていいことは一つもないということです。

ほとんど、申し送りが変わらないように見えて確認しない時に限って、申し送り内容が変わっていたりします。

【ワースト5】転倒・転落

最も多い事故が転倒、転落事故です。

入浴中はそれ以外の時に比べて転倒・転落しやすくなります

入浴介助中に転倒・転落の状況
  • 車椅子から入浴用のチェアーやストレッチャーの差し替えの時に利用者様の足の力が持たずに座り込む。
  • 一般浴で浴槽をまたぐときに足が上がってなくて引っかかる。
  • 床に滑って転倒。
  • 車椅子上でお尻が滑って床に転落。
  • 足マットが足に引っかかって転倒。
あなたが油断している隙に利用者様は床に座り込んでいるかも・・・

一般浴だけでなくて、特浴の利用者様も転倒・転落の可能性があります。


入浴に転倒・転落しやすくなる原因

  • 床が濡れているので滑りやすい。
  • 服を脱ぐので血圧が変動してフラつきやすい。
  • 一般浴で杖を使えない。
  • 車椅子の利用者様をシャワーキャリーや洗身用ストレッチャーに差し替える
  • 着脱の際に長椅子(手すりのない椅子)を使うこともある。

入浴時になるとそれ以外の状況より無防備で転倒、転落しやすい状況になります。

【死亡に至った転倒・転落・墜落の内訳(2018年)】

図3:転倒・転落・墜落による死亡の要因を示す図。スリップ、つまずき、よろめきによる転倒が86.7%を占める。

杖で歩行していてもスリップしたり、つまづいて転倒しやすい高齢者が服を着ない状態で入浴場を歩くとさらに転倒しやすくなります。

転倒事故は死亡に至らなくても、利用者様のその後の人生に大きく影響します。

転倒事故で利用者様の人生はどう変わる??

  • 骨折する。
  • 寝たきり状態。
  • 「何もしたくない」精神状態(意欲の低下)。
  • 認知症状の悪化。
  • 食欲低下。
  • 栄養状態の低下。
  • 褥瘡の悪化。
  • 抵抗力の低下。
  • 感染症にかかりやすくなる。

一言で言って「死ぬより辛い人生」になることは間違いありません。

そして、高齢者の転倒で恐ろしいのが転倒して数日後に激しい痛みが出ることもあることです。

万が一、入浴中に転倒があれば痛みや外傷がなくても病院受診をしてもらうのが無難です。

【介護士なら知らないとヤバい】入浴介助中の事故対策【3つの共通点】

入浴事故が起きると利用者様だけでなく、介護士であるあなた自身も不利益を被る(困ったことになります)ことになります。

入浴事故であなたに迫る不利益(恐怖)

  • 介護士としての自信を失う。
  • 利用者様や家族様から恨まれる。
  • 損害賠償を請求される。
  • 仕事を辞めないといけなくなる。
  • 逮捕されることもある。
  • あなたが事故を起こしたことがニュースになる。
  • 入浴介助をするのが怖くなる。

入浴中に事故を起こしていいことは一つもありません。

転倒事故を防ぐ対策はめんどくさがらず、確実におこないましょう!!

入浴事故にはいろんな原因があり、いろんな観点から対策を立てられます。

その対策には3つの共通点があります。

よくリスクマネジメントと言われますが、そのリスクマネジメントは大別すると3つのうちのどれかあるいは複数当てはまることができます。

事故報告書やヒヤリハットの対策を立てるときの参考にもなります。

櫻絢音
櫻絢音

3つの共通点を意識して事故対策を実行すると、危険予測することができるようになります。

この3つの共通点はこれら、入浴事故ワースト5にも当てはめて考えることができます。

【入浴事故対策の共通点1】見守り

見守りって何??

常時目を離さず、危険がないように気を配ることを意味する語。

Weblio辞書(https://www.weblio.jp/content/%E8%A6%8B%E5%AE%88%E3%82%8A)より引用

つまり、危険(事故が発生しないように)気を配ることです。

ただ利用者様を見ていればいいわけではありません。

入浴時に利用者様の何を見ればいいの?
  • どの利用者様がどこで何をしているか。
  • 顔色の変化。
  • 会話しているかどうか。
  • 利用者様の動き(次何をしようとしているか予測)
  • 姿勢(体の姿勢など)
よく使われる「様子観察」です。変化を見極めることです。

入浴中は、血圧が変動したり、体温が変動したり、血流の速さが変わったりと確実に体調が変化しています。

「前回のご利用時とどこが違うのか?」じっくりと観察しましょう。

入浴介助中は介助している利用者様だけを見守ればいいわけではありません。

特に、一般浴では1人の介護士につき3〜5人程度同時進行で入浴サービスを提供しなくてはいけません。

基本は洗身、洗髪介助をしつつも、介助していない利用者様の様子観察もしなければいけません。

  • どの利用者様が
  • どこで
  • 何をしているのか?


チラチラ見るようにしてください。

【入浴事故対策の共通点2】システム化された確認作業

「確認作業をシステム化」とはある確認作業を思い出す機会を作ることです。

確認作業をシステム化する方法
  • やることチェックリスト(入浴前、入浴中、入浴後)
  • ダブルチェック(塗布薬など)
  • 会議で事故報告書、ヒヤリハットの公表
ヒヤリハットや事故報告書で情報共有するのも大切です。

せっかく、事故の最初を予防するのにたてた対策も実行されなければ「絵に描いた餅」です。

決めた対策は全ての介護士がもれなく実施すること。

でも、デイサービスの利用者様はその日によって変わるので

確認作業をシステム化する手順

  1. 入浴介助で(準備含む)やることをリスト化する。
  2. リスト化したものとその日の申し送り(家族様からの依頼ごと)で実施できたらレ点をつける。
  3. 塗布薬に関してはもう別の介護士が実施できているかダブルチェックを行う。
  4. 夕礼や定例会議でチェックリストを実施する上で気づいたことを報告する。
  5. チェックリストを更新する。
  6. 更新したチェックリストを実施する。

利用者様の状況は日に日に変化します。

定期的にチェックリストを見直しましょう。

塗布薬や入浴前後の処置など、利用者様個別で対応しないといけないことは「入浴サービス」を管理する表に直接確認できるようにすると漏れが少なくなります。

【入浴事故対策の共通点3】環境を整える

入浴介助中に起きてしまう事故は、介護士のミスだけが原因ではありません。

脱衣場や浴室の環境が整っていないために起きてしまう場合もあります。

入浴介助中の事故を防ぐために考えるべき環境整備

  • 脱衣場のレイアウト(椅子や物品の配置)
  • 入浴の進捗を管理する表や処置を管理する表の掲示場所
  • 申し送り確認〜入浴の声かけするまでの流れ
  • 入浴介助マニュアルの未整備、あるいは更新されていない
  • 利用者様のアセスメントシートが古い
  • 機械浴の未整備

環境の問題はマニュアルを作り直せば解決するものから、大きな工事が必要なものまであります。

すぐに解決できる問題とそうでは問題があるのです。

環境を変えるのは介護士1人だけでは解決できません。

入浴介助の環境を整えるための手段
  • 定例会議で入浴介助に困っていることを問題提起する。
  • 夕礼や朝礼で入浴介助の時にヒヤッとしたことを報告する。
  • 事故報告書、ヒヤリハットでたてた事故防止策を職員全員に周知する。
環境の問題は職員全員で意見を出し合って解決する問題です。

入浴介助中に危険だなと思ったことは積極的に申し送りに上げ続けることが環境を変える第一歩です。

新人介護士でも簡単にできる!!【入浴の種類別】事故を防ぐ個別対策

これを踏まえた上で、一般浴、特浴別での具体的な事故を起こさないためにあなたが何をできるのか提案します。

この対策をしたからといって、100%事故を防げるわけではありません。

ただ、今より事故を防ぐ確率が上がります。

一般浴の事故対策

一般浴は基本的に自立度の高い方が入浴されます。

一般浴の対象者

  • 要支援1〜要介護2
  • 洗身、洗髪、衣類の着脱は一部以外はご自分でされる
  • 個別で対応する(体の大きな手術あとを気にされるなど)必要がない
  • 歩行することができる。

一般的には背中の洗身、洗髪以外はご自分でできる方が一般浴で入浴されます。

その性質上、職員1人で入浴される利用者様は3〜5人ずつ介助することにになります。

特に重要なのが利用者様の見守り【変化に気づく】です。

一般浴で入浴されるぐらい介護度の低い利用者様も高齢者だからです。

今が元気な利用者様も数秒後に体調が急変したり、足を滑らせて転倒することが

【一般浴の事故対策①】湯温の確認

一般浴の場合は湯温を微調整するのは難しいです。

複数人同時に入浴されるからです。

湯船にお湯を張るときに温度計だけでなく、あなたの手でも湯温を確認してください。

明らかにやけどする湯温の場合は手が確認するのが確実です。

【一般浴の事故対策②】室温(脱衣室、浴室)の調整

特に冬場によく見られるのが「ヒートショック」と呼ばれる物です。

これは、高齢者の血圧が乱高下することで体調を崩すことです。

デイフロア→脱衣場→入浴場の温度差が大きくなるとこのヒートショックになりやすくなります。

気温(室温)が高い→血管が広がって血圧が下がる。

気温(室温)が低い→血管が縮まって血圧が上がる。

櫻絢音
櫻絢音

介護福祉士の試験でも出ることがありますよ。

ほとんどの施設が脱衣室内にエアコンがあります。

しかし、浴室にもエアコンがあるとは限りません。

利用者様が入浴し始められる30分前までには、一般浴に湯船をためてその蒸気で浴室内を温めておくと脱衣室と浴室の温度差を小さくすることができます。

櫻絢音
櫻絢音

脱衣室と浴室の温度差が大きいと利用者様の体への負担も大きくなります。

【一般浴の事故対策③】入浴時間の管理

湯船に浸かると気持ちよさのあまり長湯になりがちの利用者様が多いです。

しかし、長湯のしすぎは湯当たりの原因になります。

利用者様は気持ちよくなるために入浴しているのに、入浴で気分が悪くなってしまうのは本末転倒です。

【入浴時のよくある会話】

絢音さん、そろそろお風呂から上がりましょうか?

櫻琴音(介護士役)
櫻琴音(介護士役)
櫻絢音
櫻絢音

まだ、寒いからあがらないよ。

(数分後)

櫻絢音
櫻絢音

気分が悪い・・・

うぷっ。

わ〜〜〜〜〜〜〜!!

櫻琴音
櫻琴音

洗身、洗髪は介護士が介助に入ることである程度コントロールできますが、湯船に浸かる時間は利用者様に押されて上がっていただけない場合があります。

ちなみに湯船に浸かる適切な時間は3〜5分程度です。

利用者様に湯船に浸かる適切な時間を守っていただくための
  • タイマー(アラーム付き)を使う。
  • 少し早めに退浴の声かけをする。
  • 「寒いからまだ浸かる」と話される方には「あがり湯で今より少し熱いお湯をかけるのでと説明する。
利用者様に

基本的には時計を見ながら、3〜5分経ったら湯船から上がる声かけをします。

どうしても長風呂になる利用者様に関しては、適切な時間の1分早く声かけをしておくと適切な時間に湯船に上がることができます。

タイマーも合わせて使うと効果的です。

【一般浴の事故対策④】主治医や家族様からの指示を守る

申し送りには入浴に関する家族様からの依頼や主治医からの指示が書かれている場合があります。

申し送りによく書かれる内容
  • 昨日、パーマ当てたので洗髪中止してください。
  • お尻に傷(褥瘡)があるので入浴後にガーゼ保護し直してください。
  • 風邪気味なので入浴中止でお願いします。
  • 今日は家で着替えたので下着類だけ着替えしてください。
  • 便秘薬飲みました(入浴中に排便の可能性があるので、シャワー浴を検討する)
申し送りによって、入浴介助の方法が変わります。

申し送りの確認不足は利用者様の体調不良に繋がります。

入浴するまでに確認すること
  1. バイタル確認(再検に注意)
  2. 申し送りの確認
  3. 処置材の確認
  4. 連絡帳の確認
  5. 利用者様の荷物チェック
  6. 利用者様の肌観察
入浴するまでの準備でスムーズに入浴介助ができるかどうか決まるよ!!

入浴介助で情報不足は事故を意味しています。

「便秘薬飲みました」のような情報でも見逃すと入浴できない利用者様が出てきたり、意識を失う利用者様が出てきたりします。

櫻絢音
櫻絢音

申し送りはもれなく確認しましょう。

【一般浴の事故対策⑤】利用者様の見守り【変化を気づく】

一般浴で最重要になる対策です。

高齢者は入浴中にいつ意識を失ったり、転倒して怪我をしてもおかしくない状態だからです。

一般浴での入浴介助の特徴は介護士:利用者様の比率が1:多である点。

つまり、1人の介護士で複数人の利用者様を介助しないといけません。

Aさんの背中を洗いつつ、Bさんに「胸やお腹を洗ってください」と声掛けしつつ、湯船に浸かっているCさんの状態変化もみる。

入浴介助で一番難しい技術です。

一般浴で複数人入浴介助(見守りと声掛け)をするコツ
  • それぞれの利用者様が入浴にかかる時間を把握する。
  • 洗身、洗髪で利用者様が洗う順番把握する。
  • 湯船に浸かる時間を把握する。
  • 利用者様に入浴の声かけする順番を決められる。
  • 処置にかかる時間を計算する
  • 着衣介助や歩行介助でお手伝いをお願いできる入浴担当以外の職員がいるか確認する。

利用者様の入浴時の行動をイメージしつつ、あなたが介助しやすい入浴メンバーを組み合わせます。

入浴中に事故が起きやすいタイミングも把握してください。


高齢者の場合、行動はパターン化していることが多いからです。

一般浴で入浴事故が起きやすいタイミング

  • 浴室、脱衣室を歩行
  • 浴槽をまたぐ
  • シャワーヘッドをとる
  • 湯船に浸かっている
  • 背中の洗身、下半身を洗うとき
  • あがり湯、かかり湯をするとき
  • シャンプーやボディーソープを探しているとき

絶対に忘れないで欲しいのは

高齢者(体調が急変しやすい人)が服を着ない状態(無防備)で脱衣室・浴室(デイフロアとは違う環境)にいることです。

いつ入浴事故が起きてもおかしくないという視点で見守りを行ってください。

要支援1でほぼご自分で洗身、洗髪、衣類の着脱をされる方でも転倒したり、体調が急変する可能性が0ではありません。

櫻絢音
櫻絢音

いつ、どこで、何があってもすぐに適切な行動ができるのが「見守り」です。利用者様の行動を予測しながら介助します。

特浴【機械浴】の事故対策

特浴(機械浴)は寝たきりや車椅子の方でも入浴するための方法です。

基本的には介護士:利用者様が1:1です。

だからといって安心してはいけません。

むしろ、一般浴よりも入浴事故が起きやすい状況です。

特浴(機械浴)で入浴される利用者様の特徴
  • 座位(座っているときの姿勢)が傾きやすい
  • 寝たきりで褥瘡ができている、あるいはできやすい
  • 認知症状が進行していて、目を離したすきに立ち上がりが見られる。
  • 入浴中に排便がある
  • 血圧が変動しやすい
事故が起きやすいお体の状態だからこそ特浴で入浴されるんです。

一般浴は利用者様の動きを予測しながら介助すればよかったのに対し、特浴では100%介護士の動きで入浴事故を防げるかどうかが決まります。

どの対策も安全配慮ができているかどうかが問われます。

新人介護士でも最低限、この5つは確実に行ってください。

介護士なら知らないとヤバい「安全配慮義務」

介護事業者と利用者は介護サービス契約を締結しており、その介護サービスに付随するものとして、介護事業者は利用者の安全に配慮し、生命身体財産に損害を与えてはならないという義務が発生します。

大阪・本町の弁護士による企業法務(https://growth-law.com/page-628/page-1157/)
  • 介護事故を予測する
  • 介護事故を避ける対策を立てる
  • 立てた事故予防の対策を実行する

この3つを実行することで、介護事故を防ぐ義務が介護士や職場である施設にはあります。
安全配慮義務ができなくて介護事故が起きてしまうと・・・

  • 施設
  • 施設の責任者(施設長や管理者)
  • 介護事故が発生したときに担当した介護士

それぞれが損害賠償を請求される可能性があります。

入浴事故だけでなく、その他の介護事故で利用者様がケガや病気の悪化あるいは死亡された場合にも関係があります。

【特浴の事故対策①】車椅子、ストレッチャー、シャワーキャリーを使うときはストッパーの確認をする。

OG技研HPより引用

シャワーキャリー(チェアー浴用のチェアーも同様)は歩行困難な利用者様でも簡単に浴室内を移動できます。

その反面、ストッパーで止めないと確実に利用者様が転倒、転落してケガをしてしまいます。

次々と利用者様の入浴介助をしないといけない状況の時に忘れがちになります。

事前に入浴介助の段取りを済ませ、ストッパーの確認をできる余裕を持つのが、ストッパーの止め忘れを防ぐ鉄則です。

ストッパーの止め忘れが起きやすい状況

  • 特浴での入浴介助が忙しくなる時間帯。
  • 介助量が多い利用者様を介助している。
  • 処置が多い利用者様を介助している。
  • 入浴拒否の強い利用者様を声かけしてなんとか介助している。
  • 介護士が入浴介助をするまでに何らかの失敗で上司に怒られてメンタルが落ち込んで切る時。

入浴時の事故は、介護士のメンタルに大きく影響します。

あなたにとってショックな出来事(仕事、プライベート両方とも)が会った時は入浴事故が起きやすいです。

入浴介助の時に気持ちが落ち込んだ状態を回復させる方法(絢音談)
  • 今やっている入浴介助に意識を集中させる。
  • 入浴事故が起きるときの恐怖を想像する。
  • 利用者様の動きを予測する。
  • あなたが確認ミスをしやすい状況を予測する。
  • 確認ミスの対策(メモを取るなど)をする。
  • 入浴事故を避けるためにできる対策を思い出す。
  • 入浴介助の段取りを組み立てる。
気持ちが落ち込んでいる時ほど、「今、私は何をするのを優先すべきか?」を思い出してください。

どれだけ気持ちが落ち込んでいても、利用者様が安全に快適に入浴できるのを考えるのがプロの介護士です。

【特浴の事故対策②】湯船に浸かる前にシートベルトの確認

O G 技研HPより用引用

湯船に入ると水圧で利用者様の体は浮きます。

体の小さい、軽い利用者様はすぐに溺れます。

それを防ぐのがシートベルトです。

図はチェアー浴用のチェアーですが、リフト用のストレッチャーにもベルトがあります。

湯船に浸かる前に確実にシートベルトをしましょう。

湯船に浸かるときにシートベルトをしないと・・・

  • 体が浮く
  • お湯が利用者様の口や鼻から入って溺れる。
  • 体の位置がずれてお湯を湯いた時に姿勢が崩れる
  • 湯船から出たときに転落する
  • 腰や足が圧迫骨折する

特浴の種類によってシートベルトが1本だったり、2本だったりします。

新人介護士さんはシートベルトの本数も含めてチェアーやストレッチャーを使う練習をして覚えてください。

【特浴の事故対策③】利用者様の体格に合わせて水位調整する

OG技研HPより引用

特浴で入浴される利用者様の体格は様々。

しかし、使う特浴のサイズは一つです。

体の大きな利用者様が湯船に浸かるときの水位のまま体の小さい利用者様が入浴されると確実に溺れてしまいます。

入浴前には水位の確認をしましょう

使う特浴の種類によっては設定した水位以上にならないようにできるものもあります。

そうでないものに関しては、入浴前に浴槽の栓を抜いて水位を調整してから入浴介助に入りましょう。

特浴の水位の調整方法

水位を事前に設定できる機能がある→介助に入るまでに利用者様の体格に合わせて設定し直す。

水位を事前に設定できる機能がない→浴槽の栓を抜いて水位を事前に設定する。

ちなみにこれから特浴を導入される施設さんはOG技研の特浴をお勧めします。

チェアー浴の場合は特定の水位まで来たら自動的に水位が上がらない機能があるからです。

介護事故のほとんどは人為的なミスが原因なので、それを機械の力でカバーできる機能をOG技研の特浴にはあります。

【特浴の事故対策④】ストレッチャー上で介助するときは柵を確認する。

OG技研HPより引用

寝たきりの方の着脱、洗身・洗髪介助をするときにストレッチャーは欠かせません。

ストレッチャーを使うときに絶対に忘れてはいけないのが、ストッパーと「柵」です。

ストレッチャの柵を外す時
  • 洗身、洗髪、衣類の着脱、移乗介助するときは柵を外す。
  • 柵を外す時は利用者様が転落しないようにあなたの体とストレッチャーは密着させる(離さない)
  • その場を離れるときは柵をする。
  • あなたの腰あたりにストレッチャーの高さを調節するのが標準(低すぎたり高すぎるとあなたの腰が痛みます)
  • ストレッチャーを使うときは必ず枕を使う。
  • 入浴後に着衣介助するときに、バスタオルを利用者様の体の上にかけておく(利用者様の体を冷やさない)
ストレッチャーから利用者様が落ちるとケガだけでは済みません。

事業所の平均介護度が上がれば上がるほど、ストレッチャーを使う場面は増えます。

特養併設型のデイサービスの場合は、必ずストレッチャーを使うと思っておいて間違いないです。

【特浴の事故対策⑤】定期的に業者に点検してもらう!!

OG技研HPより引用

要介護4や5の利用者様でも簡単に安全に入浴介助できるのが特浴。

使うのが当たり前になると、故障した時に困るものです。

特浴が故障して困ること

  • 普段、特浴で入っている人を一般浴で介助しないといけない。
  • 入浴介助に介護士を取られレクリエーションやフロア待機の職員が少なくなる。
  • 単体のデイサービスだと、入浴できなかったり、シャワー浴しかできない利用者様が出てくる。
  • 入浴介助に時間がかかることでレクリエーションの時間が少なくなる。
  • 入浴介助以外でも事故発生確率が高くなる。
  • 違う利用者様のカバンに洗濯物を入れてしまうなど、荷物トラブルを起こす。
  • 他部署(特養併設型)の入浴設備を使うことで、風呂掃除の時間が増える。

家族様や利用者様にとってデイサービスで入浴するのは「当たり前」だと思っています。

極力「特浴が故障したので入浴中止」というのは避けます。

特浴が故障しても入浴サービスを提供しようと思うと、業務が複雑化します。

そうならないように、普段から特浴のメンテナンスをしてもらうのが最善です。

特浴が故障して困らないようにするポイント

  • 定期的に業者に点検に来てもらう。
  • 特浴に異常があれば申し送る。
  • 特浴の使い方(付属品も含めて)正しい使い方を取説を読んで理解する。
  • 特浴が故障したらどこに問い合わせたらいいか把握しておく。
  • 消耗する付属品は定期的に発注する。

特浴が故障するとアクシデントが続きます。

特浴が故障するといういつもとは違う状況はあなたのメンタルを下げることになるからです。

少しでも「特浴がおかしいな」と思ったら申し送りを上げましょう。

それでも入浴介助中に事故では、スピードでデッド・オア・アライブ【迅速な入浴事故後の動き】

どれだけ、対策を立てても・・・対策を確実に行なっていても・・・入浴事故が起こることがあります。

それは、介護の仕事は「人」が相手だからです。

もし、入浴事故が起きてしまったらスピーディーに判断して、実行するのが事故によるデメリットを最小限にする最善の方法です。

意識がない、大きな外傷がある場合

入浴中に事故が起きて以下の場合は看護師に状態確認をしてもらって、すぐに救急搬送です。


病院搬送されるまでの時間が利用者様の命が助かるかどうかの分かれ目です。

救急搬送しないといけない重大な状態の場合、協力者が必要になります。

救急搬送する3人の役割

  • 利用者様の状態確認をする人(看護師がベスト)
  • 関係者(119番通報、管理者、家族様、ケアマネ)への連絡係
  • 救急搬送の準備(救急車までの通路確保、搬送に必要な物品確保など)

救急隊が到着したら、利用者様の状態を簡潔に伝えます。

櫻絢音
櫻絢音

個人ケース記録を見ながら伝えましょう。


利用者様が入院になった場合、関係者にことの詳細を時間ごとに伝えます。

意識消失など重大な状態ではない場合(一般)

重大な状態でない場合もまずは看護師に状態確認を依頼。

外傷がなくても、違和感や関節などの動きに制限が出てる場合があります。

その時に何もなくても遅れて痛みや皮下出血が出る場合もあります。

利用者様にケガや痛みがなくても、経過観察しておかわりがあれば都度家族様やケアマネに報告します。

利用者様の痛みが大きくなるようであれば病院受診をしてもらいます。

この場合、一番多いトラブルは後から「うちのおばあちゃん、痛みが出てきたのですが」と言われることです。

少しでも痛みや外傷があれば、職員付き添いで施設から病院受診をしておくとトラブルを防ぐことができます。

入浴中に事故が起きたら家族様やケアマネだけでなく、上司や管理者にも報告しておきましょう。

まとめ

「入浴」は利用者様がデイサービスに来る大きな理由の一つです。

入浴事故は、利用者様や家族様に「デイサービスで入浴すると安心だと思っていたのに・・・」とあなたの施設の評価を下げることになります。

入浴事故を起こさないように

  • 見守り
  • システム化された確認作業
  • 環境の整備

の考え方を取り入れた対策を立てて、実行してください。

それでも、入浴事故を0にすることはできません。

デイサービスの対象は常に変化している「人」が相手だからです。

だからこそ、もし事故が起きたらスピーディーに判断して行動しなければいけません。

重大な状態の場合は必ず協力者を集めましょう。

入浴の事故が起きても冷静に判断できるようになるには、体が勝手に動くぐらい入浴介助の仕事を覚えていることが前提になります。

櫻アリス
櫻アリス

入浴事故を防ぐために、入浴事故が起きてもすぐに判断できるようにデイサービスの入浴の仕事にどんなものがあるのか確認しましょう。

この記事を書いた人
櫻 絢音

はじめまして、このサイトの主の櫻絢音です。

13年間社会福祉士、介護福祉士としてデイサービスで介護をしています。介護の仕事と高齢者とのふれいあいを愛しています。
デイサービスで常勤の介護士→看護学校受験すべて不合格→派遣社員で介護士→再度看護学校の受験すべて不合格→派遣社員→再度挑戦中。

「あのとき、もっとこうしていれば介護士として成長できたのに」と思いこのホームページを運営し始めました。

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